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【写真特集】積み重なる風景~「陰と陽」が過去から背負うもの

ニューズウィーク日本版 / 2024年9月2日 11時23分

【山陽】高度成長期、山陽の都市部に増大した人を運ぶ列車は乗客であふれていた。日本が途上国だった記録だ。今では同じ軌道を走る豪華寝台列車「瑞風」が京都から山陰と山陽を経由し、西日本の原風景を巡る旅として富裕層をいざなう。立ち寄る観光地には「たたら」にゆかりのある島根県雲南市も含まれる。(古写真協力:藤本兼行氏)

【山陰】真新しいしつらえの宿で旅人と地域住民が集い、酒を酌み交わす。元は1930年代、島根県横田村(現・奥出雲町)に創業した老舗の和菓子屋である松葉屋。業務拡大で町内の別の場所に移転したため、創業者の孫娘が海外のゲストハウスで働いた経験を生かし、旧店舗兼自宅を改修した。町の魅力を語り合う拠点となっている。(古写真協力:内田咲子氏)

【山陽】高度成長期に都市部で流行した歌声喫茶。若者たちが民謡や労働歌などを店内で一緒に歌い、就職で故郷から離れた寂しさを紛らすこともあった。今ではその多くが姿を消し、一般的な飲食店となっている。かつて歌声喫茶を利用していた団塊の世代は、公民館などで当時の歌を楽しむ催しに参加することもあるようだ。(古写真協力:曽我部光氏)

Photographs by Seido Kino

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