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パリ・パラ男子バレー競技で「無敵」の強さのイラン...「世界で2番目に高身長の男」の異次元プレー

ニューズウィーク日本版 / 2024年9月4日 21時45分

ベテラン選手のネーサン・ヒンズは、対戦相手に関してこうコメントした。「開催国と対戦するのは、いつも刺激的だ。会場を満員にし、興奮を生み出す雰囲気作りについて、パリは大いに成功していると言えるだろう」

ウクライナのズブコフスカ、5大会連続で走り幅跳び金メダル

ウクライナのオクサナ・ズブコフスカは、走り幅跳び選手として、17年にわたって並外れた選手生活を送ってきた。だが、2008年北京大会以降5大会連続となる5つ目の金メダルは、特別な意味を持つものとなった。

「獲得したすべてのメダルが大切だが、母国の今の状況があるので、このメダルはさらに大きな意味を持っている」と、ズブコフスカは心境を明かした。成功した5回の跳躍の記録は、すべて他の選手を上回り、最長跳躍距離は5.78mに達した。

ズブコフスカは、女子走り幅跳び視覚障害T12のカテゴリーでプレーしている。これは、重度弱視のアスリートを対象に設けられたカテゴリーだ。

オランダのペア、車いすテニスのクアードダブルス決勝進出

車いすテニスでは、オランダのサム・スフローダーとニールス・フィンクのペアが、引き続き圧倒的な強さを見せつけ、準決勝で南アフリカのドナルド・ラムファディ、ルーカス・シソレのペアを、セットカウント6-1、6-1と圧倒して快勝した。

この勝利によって、スフローダーとフィンクは、クアード(上下肢障害)ダブルスの決勝に進出した。同ペアは、前回の東京パラリンピックでも金メダルを獲得している。

同ペアは、パリ16区・ブローニュの森にあるテニス競技場「スタッド・ローラン・ギャロス」で現地時間9月4日に開催される、金メダルをかけた決勝において、イギリスのアンディ・ラプソーン、グレゴリー・スレイドのペアと対戦することになる。

スフローダーとフィンクは、前回の東京大会ではシングルスでも結果を出しており、クアードシングルス種目で、スフローダーは銀を、フィンクは銅を獲得している。
(翻訳:ガリレオ)




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