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メーガン妃に大打撃、「因縁の一件」とは?...キャサリン妃御用達デザイナー「移籍」で選択肢ゼロに

ニューズウィーク日本版 / 2024年9月21日 9時15分

国宝『元暦校本万葉集』(平安時代・11世紀) 出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)

ジェームズ・クロフォード=スミス for WOMAN
<かの有名なシャーロット王女のブライズメイド(花嫁介添人)のドレス論争にもつながる...。その背景について>

キャサリン妃のお気に入りのファッションデザイナーであるサラ・バートンが、メーガン妃が自身の結婚式でウェディングドレスを依頼するほど敬愛する「ジバンシィ」のクリエイティブディレクターに就任した。

これはファッションにこだわりのあるメーガン妃にとって、大打撃となる可能性があることを本誌のポッドキャスト「ロイヤル・レポート」で王室担当のジャック・ロイストン記者が報じた。

■【写真】エリザベス女王も驚愕...「白すぎた」メーガン妃のウェディングドレス姿 を見る

 

サラ・バートンは2023年に「アレキサンダー・マックイーン」を離れたが、在職中はキャサリン妃のウェディングドレスやチャールズ国王の戴冠式でのドレスなどを手掛けてきたことで知られている。

また、1952年創業の「ジバンシィ」は、オードリー・ヘプバーンやジャッキー・ケネディに愛されたブランドとして知られ、創業者のユベール・ド・ジバンシィが1995年に引退して以来、イギリス人がクリエイティブディレクターに続けて就任してきた。

2018年、メーガン妃は公人としても最も重要なイベントとなったロイヤル・ウェディングでのドレスのデザインをイギリス人クリエイティブディレクターの1人であり、前年の2017年に「ジバンシィ」に入ったクレア・ワイト・ケラーに依頼した。

そのため結婚式以来、「ジバンシィ」はメーガン妃の象徴ともいえる存在になった。ロイヤル・アスコットやブリティッシュ・ファッション・アワードなど重要なイベントでクレア・ワイト・ケラーによる「ジバンシィ」のドレスを着用し、ブリティッシュ・ファッション・アワードでは感謝の意を表して特別な賞をメーガン妃自らがクレア・ワイト・ケラーに授与している。

しかし、クレア・ワイト・ケラーは2020年に「ジバンシィ」を離れ、お手頃価格のカジュアルウェアブランド「ユニクロ」とのコラボレーションを進めている。そして、キャサリン妃が愛するデザイナーが「ジバンシィ」のクリエイティブディレクターに就任したのだ。

メーガン妃にとって今後「ジバンシィ」という選択は難しいとジャック・ロイストン記者は述べる。

「もしメーガン妃が『ジバンシィ』を望んでも、クレア・ワイト・ケラーがユニクロにいる間は、もうその選択肢はありません。それにサラ・バートンは単にキャサリン妃のお気に入りデザイナーというだけでなく、キャサリン妃とメーガン妃の間に起きた、かの有名なブライズメイド(花嫁介添人)のドレス論争に関与したデザイナーでもあるからです」

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