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洗面台の穴から覗く「2つの目」に妻ショック...「ヘビかと思った生き物」と「意外すぎる展開」にネット釘付け

ニューズウィーク日本版 / 2024年11月5日 19時25分

(写真はイメージです) jarmoluk-Pixabay

リディア・パトリック
<ある夫婦の家に舞い込んだ「小さな生き物」の正体は? 思わぬ展開にTikTokユーザーたちも大盛り上がり>

ある夫婦が、洗面所のシンクに「小さな生き物」が住み着いているのを発見した。

【動画】洗面台の穴からこちらを覗く「2つの目」と救出を試みる夫婦の試行錯誤...出てきたのは「ただのカエル」ではなく...

キャシー・リッチマンは、オーバーフロー穴(洗面台の上部にある穴)から自分を見つめる2つの目玉に気付いて驚いた。ヘビだと思ったキャシーは夫のブライアンに助けを求めたが、実際は小さなカエルだった。

リッチマン夫妻はショックから立ち直ると、訪問者を受け入れることに決めて、「シンク・フロッグ」という愛称をつけた。

カエルとの予期せぬ同居に対するリッチマン夫妻の陽気な対応は、瞬く間にTikTok(@originalsinkfrog)で人気を呼んだ。シンク・フロッグの冒険の記録は1460万回再生され、140万の「いいね」を獲得している。

リッチマン夫妻は時折オーバーフロー穴を観察してはカエルが立ち去ってくれることを期待したが、シンク・フロッグはこの風変わりな隠れ家を気に入っているようだった。

米フロリダ州フォートローダーデール在住のブライアン(59)は本誌の取材に対し、「自分で入れたのだから自分で出られるだろうと思っていた」と話している。

「彼が現れて数日後、私たちはTikTokに最初の動画を投稿し、シンクから出す方法についてアドバイスを求めた。誰かのアドバイスを実行するたびに投稿し、編集と音楽で面白い動画にしようと工夫した」

キャシー(53)は「彼はとてもかわいいけどシンクの中で暮らしてほしくはない」と語る。

キャシーはシンク・フロッグを「魔法のようで神秘的なカエル」と考えていると説明した。キャシーは動画の中で、「私には王子様がすでにいるけれど、もしかしたら彼は他の誰かを待っているのかもしれない」とジョークを飛ばしている。

しかし、シンク・フロッグはなかなか出て行こうとしなかった。2人は排水管を分解してみたり、シンクに水を流してみたりと、さまざまな方法で救助を試みたが、このたくましいカエルは時々顔を出したりしながらそこにとどまった。

「ある朝、キャシーがシンクの中でカエルのふんを見つけた。彼はオーバーフロー穴から頭を突き出していた」とブライアンは説明する。

最終的にシンク・フロッグは自由の身になった。リッチマン夫妻がその脱出劇をTikTokに投稿すると瞬く間に話題となり、160万回も再生された。

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