米電子偵察機「コブラボール」が日本海上空を連日飛行 監視対象は戒厳騒ぎがあった韓国か?
ニューズウィーク日本版 / 2024年12月18日 18時55分
業界誌「エビエーション・ウィーク」韓国版のキム・ミンソク記者はMBCニュースに対して、「RC-135S(コブラボール)はミサイルや多連装ロケットランチャーの軌道や位置を追跡することができ、北朝鮮だけではなく韓国国内におけるミサイル発射や砲撃も検出することができる。今回の飛行は、韓国軍の監視を目的として行われた可能性もある」と述べた。
@MeNMyRC1は本誌に対して、次のように述べた。「アメリカはミサイル発射のための設備が設置されていることを示すその他の情報(たとえば衛星情報)を持っているのだと思う。偵察機の飛行が活発化している理由は、そこにあるのだろう」
「今回警戒されているのは、北朝鮮が開発している新型の大型ミサイルの発射実験である可能性が高く、その情報収集はきわめて優先度が高い。画像では発射実験がいつ行われるかは分からないから、偵察機を派遣して発射が行われる可能性に備える必要があるのだ」
2025年1月20日にはアメリカでドナルド・トランプが大統領に就任する。北朝鮮が弾道ミサイルを発射することで、トランプ次期米政権にメッセージを発信しようとする可能性は考えられる。
【マップ】嘉手納基地を飛び立ったコブラボールの航跡
■10日間、行ったり来たり
■那覇上空
■嘉手納基地上空
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
弾劾可決で日本の外交戦略練り直し…韓国の対日政策「揺り戻し」に警戒、北が挑発強化の恐れも
読売新聞 / 2024年12月15日 10時30分
-
尹政権が対北局地戦けしかけたか 北朝鮮の疑心と無視は続く
産経ニュース / 2024年12月14日 20時53分
-
米、グアム防衛で弾道ミサイルの迎撃実験に初成功 中朝の脅威に対抗
産経ニュース / 2024年12月12日 12時29分
-
北朝鮮軍がロシアで強くなるのは「決して座視しない」──駐英韓国大使
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月19日 21時1分
-
元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-101」を撃ち落とす劇的瞬間...ウクライナ空軍が公開
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月19日 20時20分
ランキング
-
1韓国外相「友好な対日関係維持を」=戒厳後の混乱で外交に懸念
時事通信 / 2024年12月18日 18時40分
-
2ロシア軍司令官暗殺事件 容疑者を拘束 ウクライナ側がスカウトか
日テレNEWS NNN / 2024年12月18日 16時38分
-
3コンゴ民主共和国 “原因不明の病気”は「重度のマラリア」と保健省 ロイター通信
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月18日 6時6分
-
4パキスタン系10歳少女虐待死 父親と継母に終身刑 英裁判所
AFPBB News / 2024年12月18日 18時51分
-
5日本の中東関与呼びかけ トランプ前米政権元高官
共同通信 / 2024年12月18日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください