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「人生、このままでいいの?」...今の自分に「いいね!」できない4つの理由

ニューズウィーク日本版 / 2025年1月8日 14時53分

たとえば、「働き方」を考えてみよう。「会社に勤める」と「自分で起業する」という大まかに2つの働き方があるとする。

 

サラリーマンは「安定している」というメリットがあり、「自由が少ない」というデメリットがある。起業家には「自由がある」というメリットがあり、「安定していない」というデメリットがあり、どちらにもいい面とそうでない面がある。

納得して起業家を選んでいれば、「今月の売上が少なくてねー」と不安定なことでさえも受け入れ、楽しむことができるだろう。ゲームみたいなものだ。

同じく納得してサラリーマンを選んでいれば、「起業している人は満員電車に乗らなくていいし、自由に休めるし、いいよねー」とはならない。納得していれば、隣の芝生は青く見えないはずだ。

これはサラリーマンと起業家のどちらがいいかという話ではない。納得して選んでいるのか? という話だ。

自分で決断すれば、少なくともグチや不平不満は生まれないはずだ。不満なら自分の選択を変えればいいだけなのだから。納得するということは、それぞれの違いを理解した上で、自分で考えて決断することだ。

なぜ、自分に「いいね!」できないのだろう?

もし、今の自分に「いいね!」と言えないとしたら、その理由は何だろうか。その理由をぜひ考えてみてほしい。考えてもらった上で、僕が思う理由がいくつかあるので、解決アイデアも含めて紹介していきたい。

1つ目の理由は、ものの見方、考え方のクセだ。あなたは「あるものを見るクセの人」なのか、「ないものを見るクセの人」だろうか。

コップに半分入っている水を見たときに「まだ半分ある」と思う人は「あるものを見るクセの人」、「あと半分しかない」と思う人は「ないものを見るクセの人」だ。

このクセが人生に大きく影響している。幸せな人と、そうでない人がいるとしたら、それは「どちらを見ているか」の違いによるところが大きい。

 

「ないもの」を見ている人はどれだけ多くのものを手にしても、「まだまだ足りない」と思うだけで満足することはない。死ぬまで幸せを感じることはないだろう。

一方で、毎日の些さ細さいなことに幸せを見つけることができる人もいる。「今日はいい天気で気持ちいいな」「たまたま入ったお店のランチがおいしかったな」など。

この人は常に「あるもの」を見ているので、どんな状態であろうと幸せを感じることができる。

自分に「いいね!」と言えるか言えないかの違いは「いいね!」と言える面を見ているか、そうでない面を見ているかだ。まずは、毎日の中にある些細な「いいね!」を見つけることから始めてみるといい。

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