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「ほぼ裸の露出写真、ビキニ姿の自撮りじゃないのにネット騒然」と皮肉の声も...キム・カーダシアンの意味深投稿

ニューズウィーク日本版 / 2025年1月23日 19時40分

キム・カーダシアン(2019年10月、アルメニア・エレバン) Asatur Yesayants-Shutterstock

千歳香奈子
<インスタグラムのストーリーに投稿したのは、トランプ米大統領の就任式に出席したメラニア夫人の写真。投稿意図は不明なものの、ネット上では「トランプ支持を表明した」との見方が強まっている>

お騒がせセレブのキム・カーダシアンが、1月20日に行われたドナルド・トランプ米大統領の就任式に出席したファーストレディのメラニア夫人のスナップ写真をSNSで共有し、ボイコット運動に発展する騒ぎとなっている。メディアでも「ほぼ裸の露出写真やビキニ姿の自撮り以外でネットを騒がせている」と皮肉られている。

【写真】布面積小さすぎ...「冬用」マイクロビキニ着用のキム・カーダシアンにネット騒然

キムは、自身のインスタグラムのストーリーを更新し、大きなつばのついた帽子をかぶったメラニア夫人が車から降りて就任式に向かう写真を投稿。キャプションは添えられておらず、投稿の意図も不明だが、これまで公の場で政治的見解を述べることはほとんどなく、昨年の大統領選でも多くのセレブが民主党のハリス候補支持を表明する中で沈黙を貫いてきただけに「トランプ支持を表明した」との見方が強まっている。

SNSには「気色悪い」「本性を現した」「極右のMAGA(Make America Great Again=米国を再び偉大にする)のプロパガンダに身を任せた」「負け犬」など批判が寄せられ、キムの下着ブランド「SKIMS」のボイコットを宣言するユーザーも出ている。「彼女は終わった」「ブロックすべき」「フォローを解除して。番組を見ないで。商品を買わないで」と、ボイコットを求める声も高まっている。

この日は公民権運動の先駆的なリーダーの一人として知られるマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師を称えるキング牧師記念日であるにも関わらず、なぜメラニア夫人の投稿のみを行ったのかと疑問を呈するユーザーもおり、「偽善者」と非難する声もある。

一方で過去にトランプ大統領の長女イバンカ・トランプを誕生日パーティーに招待するなど交友が話題になったことがあるだけに、「トランプ支持者だと驚いた人は、注意を払っていなかっただけ」「完璧な発表のタイミングを待っていた」などの書き込みもあり、今さら驚きではないとの意見も見られた。

キムは昨年11月にも、トランプ新政権で行政の無駄と歳出のカットを図る新組織「政府効率化省」のトップに就任したイーロン・マスクが率いる電気自動車(EV)大手テスラの人間型ロボットと交流する動画を投稿し、「キムとバカなロボットを見れば、トランプに投票したことが分かる」などと批判されたばかりだった。

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