「ハイヒールを履いた独裁者」メーガン妃による新たなハラスメント疑惑浮上...「最大危機」に
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月25日 10時10分
Five years after their exit from the royal family, Prince Harry and Meghan Markle are ensconced in a cozy Montecito mansion and creating an array of charitable endeavors and media ventures. But their foray into moguldom hasn't always been a smooth ride.For VF's February issue,... pic.twitter.com/SRFaoGgKSg— VANITY FAIR (@VanityFair) January 17, 2025
この告発はメーガン妃にとっては厳しいものだが、特に問題なのはイギリスのタブロイド紙によるものでも、夫妻に批判的なアメリカのメディアによるものでないことだ。
筆者のピール氏は「ニューヨーク・タイムズ」や「ニューヨーク・マガジン」などにも寄稿している、ジャーナリストである。つまり、今回の告発は単なる「アンチ・メーガン勢力による陰謀」ではないということだ。
昨年、「ハリウッド・レポーター」誌が「メーガン妃はハイヒールを履いた独裁者」と報じた。その際には、メーガン妃側は「Us Weekly」誌を通じて反撃した。当時の(夫妻の慈善団体である)「アーチウェル」財団の広報担当であったアシュリー・ハンセン氏が先頭に立ち、次のように述べている。
「私に大手術が必要になった際に、(メーガン妃から)実の子に対するような心配と気遣いを受けました。優れたリーダーであっても、スタッフの離職はあります。どんな上司や会社もそれを免れることはできません」
しかし、ハンセン氏はこの発言から1カ月も経たないうちに辞職している。メーガン妃はハンセン氏を称賛するコメントを発表し、今後も協力関係を続ける意向を示した。
メーガン妃は、この「Us Weekly」誌を使って行なった広報戦略が、このハラスメント問題を解決しないことを、すでに理解しているはずだ。現に「ヴァニティ・フェア」誌に最新記事が出たこと自体が、前回の戦略が失敗した証拠でもある。
メーガン妃には今後2つの選択肢がある。
1つは、この問題を無視し続け、Netflix新料理番組「ウィズ・ラブ、メーガン」を商業的に成功させること。もう1つは、イギリスとアメリカの両方でともに働いていたスタッフとの問題を完全否定することなく、何らかの形で認める機会を探ることだ。
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