バグの申し子がバグを使って脱獄する『The Glitch Prison』をプレイ！活き活きとバグ攻略を披露する姿に「シモエルにバグを与えないでください」の声

ニコニコニュース / 2024年2月29日 11時50分

　ゲームを楽しむ様子を収録・公開し、プレイ時のリアクションや感想を視聴者たちと共有する実況プレイ。

　実況プレイジャンルは今やニコニコ動画をはじめとする動画投稿・配信サイトの一大ジャンルだが、一言にまとめてもその内容やスタイルは投稿者・配信者によって十人十色。

　通常のゲームプレイをはじめ、タイムアタックやプレイに制限を設ける縛りプレイ、テクニックなどの解説やネタプレイなど、さまざまなプレイを披露し、多くの視聴者を楽しませてきた。

　さて、今回紹介するのはニコニコ動画に少々変わったスタイルの実況プレイ動画を多く投稿するシモエルさんが投稿した『バグが制御できないカオスな脱獄ゲーグリッヂプリズンゆっくり実況はじめました。』という動画。

　この動画はバグを使って脱獄するゲーム『The Glitch Prison』を、これまで数々の作品で物理演算の穴を突いたプレイを披露してきたシモエルさんがプレイするというもの。

　今回は「野生のデバッガー」や「バグの申し子」と呼ばれてきた実況者が見せるバグまみれの実況プレイ動画をご紹介する。

バグを使って刑務所脱獄を目指す『The Glitch Prison』

　今回紹介するのは2024年1月に発売された『The Glitch Prison』をプレイした実況プレイ動画。

　簡単に『The Glitch Prison』について説明すると、同作は作中の世界にバグが存在することを発見した囚人が、それらを用いて刑務所からの脱獄を目指すというストーリーのアドベンチャーゲームだ。

　プレイヤーは壁への接触などシンプルな動作で簡単に狂ってしまう物理演算をつかって脱獄を目指すため、通常のゲームであれば避けられるべきバグ利用を前提としたユニークな作品と言える。

　そんなバグにまみれた『The Glitch Prison』をプレイするのは、物理演算の穴を見つけることに長けた独特のゲームセンスに定評のある実況者シモエルさん。

　シモエルさんと言えばスケートボードゲーム『SKATE 3』の実況プレイ動画を代表作とする動画投稿者だが、バグに対して非常に鋭いセンスを持っており、『SKATE 3』から最新作までさまざまな作品で意図的にバグを発生させてきたバグ名人。

　幸か不幸か自然なバグ発生にも恵まれており、シモエルさんの動画ではさまざまなバグが見られることからニコニコ動画では度々「野生のデバッガー」や「バグの申し子」と呼ばれてきた。

　本作はそんなバグの申し子のためのような作品ということで、シモエルさんがSNS上で本作を取り上げた際にはプレイを望む声が寄せられており、本動画はそれが実現した形となる。

　バグを用いて刑務所からの脱獄を目指す『The Glitch Prison』を、バグの申し子と呼ばれたシモエルさんがプレイする本シリーズ。

　他タイトルでの過去動画では当たり判定の隙を壁を抜けたり、壁にに埋まったり、キャラクターの動作を組み合わせてエモートが止まらないようにしたりと、さまざまな遊びを見せてきたシモエルさんは本作でどのようなプレイを見せたのか？

　繰り返しとなるが本作はバグを用いて脱獄を目指すアドベンチャーゲーム。本作は粗削りな物理演算によっておかしな挙動が起きやすくなっており、“バグのような挙動”を用いるのでなく“本物のバグ”を駆使してプレイを進めることとなる。

　シモエルさんも「バグの挙動に身を任せる」と言うように、序盤から壁にぶつかるだけでグニャグニャになったり、物と接触するだけで大きく飛び上がったりとメチャクチャな挙動を見せており、バグを制御できるわけではない様子。

　動画では序盤からベッドと鉄格子の間や壁の中にスタックしてしまうハプニングも発生したが、エモートを使用した際の微妙なズレで脱出する流石の対応力を見せていた。

　想定通りとはいかないもののシモエルさんはその後も、過去の経験から得た定番のバグらせ方を試したり、アイテムの当たり判定や挙動を調べながら刑務所を攻略。

　本人も困惑する脱獄劇の末、「バグの応用には良いし、準備体操ぐらいにはなった」とバグの申し子らしいコメントを残している。

　遊び方を間違える実況者として知られるシモエルさんがバグを使って脱獄する『The Glitch Prison』実況。バグを与えらえたシモエルさんが活き活きと試行錯誤する様子をぜひご覧いただきたい。

バグが制御できないカオスな脱獄ゲーグリッヂプリズンゆっくり実況はじめました。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm43386509