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小池百合子都知事「経験ない選挙妨害だ」 東京15区補選選挙活動めぐる他候補の「乱入」に憤り

日刊スポーツ / 2024年4月19日 15時24分

小池百合子都知事(2024年4月16日撮影)

東京都の小池百合子知事は19日の定例会見で、衆院東京15区補選(4月28日投開票)で自身が前面に立って支援している作家の乙武洋匡氏(48)の選挙活動に、他陣営の「妨害」が続いているとして「憤りを感じている」と怒りをにじませた。

小池氏は告示前から乙武氏の応援に入り、告示日も2度応援に入ったが「今回の選挙は、これまで経験したことがないような状況」と述べた。16日の第一声時に他陣営の候補者らが近づき、乙武氏の遊説時に大音量のマイクでやじを飛ばし続けたことを念頭に「普通は候補者同士が紳士協定に基づいて演説を行うが、いきなり(他候補の)街宣車が候補者の街宣車の前に入り込み、周りにいた選挙スタッフも命の危険を感じる場面もあった。これまでに経験したことのない選挙妨害が発生している」と訴えた。

その上で「主張を有権者に伝え、(有権者が)選択できる環境をつくるのは民主主義の根幹。公選法上の選挙の自由の妨害罪がある」と、公選法に触れかねない行為との認識も表明。「言い分はあろうかと思うが、これほどの大音響の中、公衆電話ボックスに乗って大音響を出す。集まっている方も足を止める方も嫌気がさしてしまう。お金の問題だけでなく、選挙のあり方についても法律上、見直していただけないかと強く感じている」とも訴えた。

当該の候補者は小池氏の自宅前にも訪れたと明かし「大音響で罵倒するようなことをずっと言っていた。近所にも大変なご迷惑をかけている。選挙活動の範囲を逸脱しているとことに、憤りも感じるところだ」と怒りをあらわにした。

当該陣営への法的措置を考えないか問われると「想定を超えたことが行われており、法律の枠内で何ができるか、今精査してもらっている」と述べ「選挙期間はしっかり主張を伝えて(候補者同士が)競い合う。その環境が確保できないのは大きな問題点だと思う」とも口にした。

同補選には、NHKから国民を守る党の弁護士、福永活也氏(43)、参政党の看護師吉川里奈氏(36)、元衆院議員で無所属の秋元司氏(52)、日本維新の会の元会社員、金沢結衣氏(33)、つばさの党の会社経営、根本良輔氏(29)、立憲民主党の元江東区議、酒井菜摘氏(37)、日本保守党の新人で大学客員教授の飯山陽氏(48)、無所属新人の前参院議員、須藤元気氏(46)も立候補している。

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