乃木坂46山下美月が選んだ運命の相手は「透き通った瞳をして」写真集の点数はまさかのダジャレ

セカンド写真集発売会見に出席した乃木坂46山下美月（撮影・横山慧）

乃木坂46山下美月（24）が23日、都内で、この日発売のセカンド写真集「ヒロイン」（小学館）の発売記念会見に出席した。

約4年ぶりとなる写真集製作の話を聞いたのは約1年前という。「20歳の時の写真集を超えるような、パワーアップしたものをお届けできればいいなと思いましたけど、ちょっと期待に応えられるかな、みたいなプレッシャーもありました」と振り返った。完成した写真集を腕に抱えて「わが子のようですね。温かい気持ちになります。たくさん時間をかけて、たくさんの方々のお力添えのもとで作った大切な1冊なので。皆さまのもとにお届けできる日がきてホッとしています」とほほ笑んだ。

乃木坂46のメンバーなどにはまだ渡せていないという。「まだ恥ずかしくて。かわいらしいカットもあれば、写真集ならではの頑張ったぞってカットもあるので。自分からお渡しするのは恥ずかしくて、まだ渡せておらず」と説明。「今日が母の誕生日で。そのタイミングで出せるのもうれしいです。いち早くプレゼントしたいなと思います」と明かした。

米ロサンゼルスで撮影した。映画好きで、「ラ・ラ・ランド」などをオマージュしたようなショットも掲載。「エンタメの町。個人的にすごく映画が好きで、ロケ地にもぜひ行ってみたいって気持ちが強かった」と振り返った。アカデミー賞授賞式会場としても知られるドルビー・シアターも訪れた。「ロサンゼルスの街中で、乃木坂46に加入してから初めて袖を通した学生服のような衣装で歩いて。現地の方からも、かわいいねって声をかけていただきました」と笑った。

お気に入りカットは、犬とのツーショットという。「すごいたくさんのワンちゃんの中から選びました。透き通った瞳をしていて、運命を感じて」と告白。「撮影したらモデル魂をすごく感じました。お思い出に残っています」と話した。

卒業コンサートは5月11、12日に東京ドームで開催される。「3週間切ってるくらいなので、その日が近づいて来ているとは思うんですけど、なかなか実感が湧かないです」と明かした。「東京ドームで卒業コンサートをやらせていただけるのは、何よりファンの皆さまのおかげだと思っています。自分の全てを詰め込んだライブにしたいと思って居るので、残り短い時間ですけど、ファンの皆さまやメンバーにちゃんと残せるものを置いていきたいなと思います。1日1日を大切にしていきたいです」と誓った。

写真集の出来栄えの点数を聞かれ、「山下だけに…『マウン点』です。絶対に聞かれると思って、道中で必死に考えました」と苦笑い。まさかのダジャレ回答に報道陣からは笑いも起こったため、「スベると思っていたので、笑っていただいてありがとうございます」と安堵（あんど）の表情を浮かべた。「山の頂を目指していきたい、って気持ちです」と笑顔で付け加えた。

16年9月に3期生として乃木坂46に加入。最前線でグループをけん引したエースの1人だ。昨年3月まで放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」など、連続ドラマに6期連続で出演し、女優業でも大活躍した。「卒業してからもたくさんの方にずっと見続けていただきたい、って思える大切な1冊ができたので、ページがボロボロになるくらいたくさん読んで、愛していただける『ヒロイン』であればいいなと思います」と笑顔でアピールした。