1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

蓮舫氏「火の玉は消えちゃったのかしら?」イジられた岸田首相「いえ、燃え尽きてはおりません」

日刊スポーツ / 2024年4月24日 17時36分

蓮舫参院議員(2024年4月16日撮影)

立憲民主党の蓮舫参院議員は24日の参院予算委員会で、岸田文雄首相が昨年末の記者会見で「国民の信頼回復のために火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組む」と発言したことをめぐり「火の玉って、もう消えちゃったのかしら」と皮肉るようにイジった。

蓮舫氏は、4月28日投開票の衆院3補選のうち、衆院島根1区以外の東京15区、長崎3区で自民党が候補者擁立を見送ったことに触れ「2カ所でなぜ(候補者を)立てなかったのか。3カ所全部で自分への国民の審判がどうか、問うべきだったのではないか」と指摘。擁立見送りは「国民の審判」からの逃げではないかと、指摘した。

岸田首相が「選挙区の事情はさまざま。地元関係者と協議の上でで対応を判断した」とかわすと、蓮舫氏は、昨年末の会見で首相が「国民の信頼回復のために、火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組んでいく」と述べたことを念頭に「火の玉となって国民の信頼回復に取り組むと言っておられましたよね。でも2選挙区では国民の審判から逃げて、結果として不戦敗となった」と述べた上で、自民党の森山裕総務会長が「政権与党として補選で信を問うべきだった」と発言していたとした上で、自民党総裁でもある首相の逃げの姿勢を「火の玉って、もう燃え尽きちゃったのかしら」と、指摘した。

すると岸田首相は「いえ、燃え…燃え尽きてはおりません」と、反論。委員会室に笑いが起きる中「今、信頼回復に向けての取り組みは、道半ばと認識している。引き続き信頼回復に向けて先頭に立って取り組まないといけないのは、当然であります」と述べ、政治資金規正法改正への対応などを挙げつつ「先頭に立って努力を続けていかなければならない」と強調した。 蓮舫氏は「仮に今回の補選で自民党が議席に届かなかった場合、有権者に総理の政治姿勢は評価されていないと受け止めていいんですか」と、さらに首相の痛いところをついた。これに、岸田首相は「選挙の判断の中に、私の政治姿勢への評価も対象として入っていると認識している」と認めた上で「選挙の勝敗、結果には地元の事情をはじめ多くの要素が含まれている、結果は予断を持って申し上げる段階ではないが、結果は冷静に分析し、今後に生かしていく努力は重要だ」と口にした。

3補選の報道各社の情勢調査で、島根1区で自民党の候補は立憲民主党の候補にリードを許しているとの報道がある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください