水原一平容疑者の罪状認否日程延期は「珍しいことではない」国際弁護士が指摘「最後の詰めでは」
日刊スポーツ / 2024年5月8日 16時46分
在米17年の国際弁護士の吉田大氏は8日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の口座から不正に違法ブックメーカーに1600万ドル(約24億円)を送金したとして追訴された元通訳の水原一平容疑者(36)の罪状認否について、日程の延期が取りざたされていることについて、背景を解説した。
水原容疑者への罪状認否は当初は今月9日(日本時間10日)の予定だったが、14日(同15日)に変更となったと報じられている。番組では、水原容疑者側と検察側が連名で日程を14日に延期するよう求める要望書を裁判所に提出しており、裁判所側が承認すれば、延期が認められると説明した。
吉田氏は「延期になることは、今回のように双方が合意している場合は珍しいことではない」と指摘。「しかもたった5日間。仮に何か大きな問題があれば、例えば『1カ月ずらしてほしい』というような要望をするが、5日間という(短期間である)ことがポイント。大きなことがなければ、認められる可能性が高い」とも述べた。
本来は対立する立場にある検察側と弁護士側が、延期で合意して要望を出していることについては「裁判手続きなので、闘おうと思えば、すべてのポイントでバチバチとやりとりすることができるが、双方が同意しているということで、ことを荒立てずに調整したい双方の意向というのがポイントだと思う」とも指摘。双方の間で司法取引が進んでいるとの認識も示した。
5日間という長さについては「最終的に、細かい同意に向けてもう少し、数日欲しいという、最後の詰めではないか。裁判所側に『また延期してください』ということを繰り返すのは裁判官の手前、よくない。確実に十分な時間を確保するのに(必要なのが)5日ということですので、問題自体は、そんなに大きいものではないと予想される」と述べた。
「捜査当局への協力は、量刑を考える上でも非常に大きなポイント。ここはポイントを稼いでおきたいというのは弁護側も思うことではないかと思う」とも述べた。
この記事に関連するニュース
-
水原一平容疑者の罪状認否日程延期「有罪を認める方向にいっているのでは」吉田大弁護士が分析
日刊スポーツ / 2024年5月8日 17時15分
-
水原一平容疑者の罪状認否延期で合意 現地9日→14日へ
スポニチアネックス / 2024年5月8日 16時32分
-
水原容疑者、罪状認否延期で合意 検察と弁護側、14日を要請
共同通信 / 2024年5月8日 15時25分
-
水原容疑者の罪状認否が延期か 予定されていた10日から変更「延長する理由が証明された」
Full-Count / 2024年5月8日 13時41分
-
水原一平容疑者が罪状認めない可能性を当局が警戒?国際弁護士は別の見方「実は先日…」
日刊スポーツ / 2024年5月6日 12時23分
ランキング
-
1スタバと一線を画す「ルノアール」。“特異なビジネスモデル”を確立も、業績が悪化するワケ
日刊SPA! / 2024年5月18日 8時53分
-
2上野飲食店経営者夫婦殺害、背景に首謀者への畏怖か 遺体処理から殺人も「断り切れない」
産経ニュース / 2024年5月19日 19時20分
-
3「明るい子の印象。悲しい」19歳の女子大学生が殺害された事件 知人「ショックと言うか何で…」 26歳男を逮捕「包丁で彼女を刺して殺した」
MBSニュース / 2024年5月19日 17時50分
-
4内閣支持率低迷26%、自民党の規正法改正対応「評価せず」79%…読売世論調査
読売新聞 / 2024年5月19日 22時0分
-
5「結婚後も女性皇族」賛成56% 「旧宮家男子を養子」拮抗 世論調査
毎日新聞 / 2024年5月19日 19時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください