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クミコ、BS朝日「ニッポン・シャンソン」出演 7月にアルバム「私の好きなシャンソン Vol.2」

日刊スポーツ / 2024年5月9日 19時0分

BS朝日「ニッポン・シャンソン~越路吹雪・銀巴里…歌い継がれる愛の賛歌~」に出演するクミコ

シャンソン歌手クミコ(69)が、BS朝日「ニッポン・シャンソン~越路吹雪・銀巴里…歌い継がれる愛の賛歌~」(6月30日午後9時)に出演する。

シャンソンはフランス語で「歌謡」の意味。最古のシャンソンは881年の「聖女ウーラリーの物語」と言われる。それ以降に恋や時事風刺などエスプリの効いたシャンソンが大衆化。19世紀末から世界へと広がった。

日本では1927年(昭2)の宝塚レビュー「モン・パリ」が始まり。30年の公演「パリゼット」で歌われた「リラの花咲く頃」が「すみれの花咲く頃」となって、今も宝塚のシンボルソングとして歌い継がれている。

50年代には宝塚を退団した越路吹雪が「愛の賛歌」「サン・トワ・マミー」を歌い“シャンソンの女王”と言われた。51年には東京・銀座に日本初のシャンソン喫茶「銀巴里」がオープン。美輪明宏、青江三奈、戸川昌子などを輩出した。

2024年は越路吹雪生誕100周年、そして本場パリで五輪が開かれる。この記念すべき年に日本のシャンソンに特化したBS朝日「ニッポン・シャンソン~越路吹雪・銀巴里…歌い継がれる愛の賛歌~」が放送される。

7月にニューアルバム「私の好きなシャンソンVol.2~シャンソンティックな歌たち~」を発売するクミコは「子供の頃、テレビに映る越路吹雪さんにくぎ付けになりました。そこで越路さんの歌う歌がシャンソンだと知りました。学生の頃、日本にやってきたシャルル・アズナブールの公演に行き、その色っぽさに衝撃を受けました。このとてつもない2人が、そろって今年生誕100年。おまけにパリではオリンピック。そんな特別な年に、ニッポン・シャンソンの番組に参加できるとは。シャンソン歌手の端くれにいて良かったとしみじみ思います」。

そして「歳を重ねても歌える歌があるって、幸せだなあと思えます。シャンソンには、いろんな愛があります。愛がてんこ盛りです。そして、その愛はうまくいかない人生そのものを表現しているかのよう。愛ってやっぱり一筋縄じゃいかないのだとわかります。それが面白い。シャンソンに縁のない方にも、ぜひご覧いただきたい番組となっています。いろんな愛がたっぷりと味わえるはずです。日本人が歌うニッポン・シャンソン、どうぞご覧ください」と話している。

他に、松村雄基、安蘭けい、日野真一郎(LE VELVETS)、ア・ラ・シャンソン(きゃんひとみ&メイリー・ムー&ソワレ)、レジョン・ルイ等が出演する。

◆クミコ 1954年(昭29)9月26日、茨城県水戸市生まれ。早大教育学部卒後、バンドに参加してボーカルとして活動。82年銀座「銀巴里」でプロデビュー。02年(平14)「わが麗しき恋物語」がヒット。10年NHK「紅白歌合戦」に初出場して「INORI~祈り」を歌唱。15年「うまれてきてくれてありがとう」が日本レコード大賞作曲賞。17年に「クミコwith風街レビュー」名義で、全曲を松本隆氏(74)が作詞した「デラシネ」が回日本レコード大賞優秀アルバム賞。血液型B。

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