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浜田敬子氏、「紀州のドン・ファン」元妻の勾留に「捜査のあり方も議論の焦点になるかも」

日刊スポーツ / 2024年5月10日 18時55分

浜田敬子氏(2024年2月10日撮影)

元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏が10日、カンテレの情報番組「newsランナー」(月~金曜午後4時45分)に出演。“紀州のドン・ファン”元妻の裁判について言及した。

約6年前に「紀州のドン・ファン」と呼ばれた和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん(当時77)が不審死した事件で、この日、事件の前に元妻須藤早貴被告(28)が別の男性から現金をだまし取ったとする詐欺罪の初公判が、和歌山地裁で行われた。須藤被告は15年3月から16年1月にかけて3回にわたり、札幌市の男性(当時61)から海外留学の準備金などの名目で計約2980万円を詐取。さらに18年5月24日、殺意を持って致死量の覚醒剤を野崎さんに摂取させ、殺害したとしている。今回は殺人事件の公判とは分離され、裁判官3人が審理する。

ストレートの黒髪が腰まで伸びた須藤被告は、黒のワンピースにカーディガンという装いで出廷。「私が金を受け取ったことは事実。うそもつきましたが、それを分かった上で、彼は私の体をもてあそぶために払ったと思ってます」などと話し、弁護側は争う姿勢を示した。

浜田氏は「これだけ逮捕、起訴から裁判まで時間がかかっているというのは、検察として裁判を戦い抜けるのかみたいなところがどうなのか」と疑問視。

また、須藤被告がいまだ勾留されていることに「ずっと否認してることもあって保釈されてない。日本で言うとある種の“人質司法”とよく言われるように、否認をしてると、なかなか保釈請求しても外に出られない。そういった捜査のあり方も、もしかしたら議論の焦点になるかもしれない」と私見を述べた。

詐欺罪の公判が9月判決の見通しとなった一方で、殺人罪については須藤被告が黙秘。状況証拠が多いため審議の見通しが立っていない。

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