明石家さんま「悔しくて泣いたってええやろ」号泣の阿部詩を思いやる 批判には「不思議な時代」

明石家さんま（2023年2月撮影）

タレント明石家さんま（69）が3日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。パリオリンピック（五輪～の柔道女子52キロ級で2回戦敗退した阿部詩選手（24）が試合後に号泣したことに対し、一部で批判の声が上がったことについて私見を述べた。

さんまは阿部の号泣に賛否が上がっていることに「賛否が出るの？」と否定的な意見が出ることが不思議な様子。「あれがね、ステージ（畳）上なら言うてもええよ。降りてんねんからね。悔しくて泣いたってええやろ。人前で泣くのって詩ちゃんなんかでも絶対恥ずかしいと思うねんな。それも我慢せずに泣いてしまうすごさね、彼女の人生の」と阿部の心情をおもんぱかった。

その上で、「頑張った。みんな頑張ってるしね。個人の努力とか見てないのに語るって、不思議な時代やな」としみじみ語った。