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非公認の萩生田光一氏「出直しの機会」裏金問題を謝罪 都連会長、小池都知事に「応援要請中」

日刊スポーツ / 2024年10月15日 14時44分

無所属で衆院東京24区に立候補した萩生田光一・元自民党政調会長(撮影・中山知子)

衆院選は15日、公示された。自民党派閥裏金事件を受け、党から非公認となった東京24区の萩生田光一・元自民党政調会長(61)は、無所属で立候補し、JR八王子駅前で第一声を行った。古くからの支持者らを前に「何もないところからの再出発です」と述べ、支持を訴えた。

裏金事件について「私の政治資金収支報告書の問題で政治不信を招く事態となった。派閥のルールを踏襲したとは言え、どこかで足を止めて考えなおさないといけなかった。ご心配をおかけし、不快な思いをさせたみなさまにおわび申し上げたい」と、選挙カーの上から頭を下げ謝罪した。

裏金問題について「意図して裏金をつくるとか私的流用するとか、ましてや脱税まがいとか、そのような事実は一切ない」と、強調。「党からは厳しい判断として、公認を与えないというお達しが出た。もともと私たちが悪いのだから、甘んじて受けなくてはいけない」と、非公認になったことについて触れた上で「33年前、地盤もカバンも看板もない中、マイク1本で訴えて、初めて市議の選挙に出たあの無所属の選挙を思い出した。やり直し、出直しの機会を与えていただいた選挙だと思って、みなさんに訴え認めていただきたい」と口にした。

今回の選挙戦の構図について、萩生田氏の「刺客」となった立憲民主党の有田芳生・元参院議員(72)らを念頭に「残念ながら、私を批判するためにこの八王子を選んだ人が大勢いる。原因は私にあり甘んじてご批判は受けるが、批判するためだけにこの地を選んだ野党候補がいいのか、この街に生まれ育ち、みなさんの声を国政に届けることを仕事としている私がいいのか、市民のみなさんに判断をいただきたい」と主張。「私は、最後は八王子の土になる覚悟で政治をやっている。腰掛けで八王子を選んだ人たちに任せるわけにはいかない」とも訴えた。

萩生田氏の第一声には、自身も東京25区の候補者である自民党の井上信治・東京都連会長や、有村治子参院議員が応援に入った。井上氏は、萩生田氏と親交がある東京都の小池百合子知事に応援要請をしていると明かし、有村氏は「(自民党公認でなく)八王子公認だ」と訴えた。

東京24区には萩生田氏、有田氏のほか、いずれも新人で参政党の与倉さゆり氏(40)、無所属の畑尻文夫氏(69)、国民民主党の浦川祐輔氏(31)、日本維新の会の佐藤由美氏(52)も立候補した。【中山知子】

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