小林よしのり氏、インド版「おぼっちゃまくん」感想つづり「不思議だ。どう翻訳してるんだろう」
日刊スポーツ / 2024年10月31日 6時0分
漫画家の小林よしのり氏が30日までにブログを更新。インドで人気が再燃し、テレビ朝日とソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア共同で新作シリーズが制作される「おぼっちゃまくん」のインド版アニメの感想をつづった。
小林氏は「着色されたインド版『おぼっちゃまくん』のアニメが3本、送られて来た。やっぱりアニメになると、可愛いし、絵が綺麗だし、見やすくて最高だ。感想を書いておきます」と前置きし「『応援団に入部ぶぁい』(アニメーション)茶魔の女装姿・茶魔美がすっごく可愛い!表情がよく描けているし、ヘリコプターからロープで吊られて動く茶魔や、鼻ホジホジしている茶魔、扇子を両手に猫を応援する茶魔、団旗を振って凶暴な顔をして応援する茶魔などなど、どれも面白く笑える絵になっている」と1話ごとに感想を記した。
「『警察犬』のお話(アニメーション)警察犬になって金メダルを取りたいという、茶魔の発想がそもそも異常で、馬鹿っぽいから、インドの子供たちも笑ってくれるだろう」とするも「おはヨーグルト」「こんにちわんこそば」等、主人公・御坊茶魔が話す「茶魔語」に言及し「茶魔語が連発してアニメ化されているのが、不思議だ。どう翻訳してるんだろう?」と疑問をぶつけた。
「『デコトラ』のお話(アニメーション)カラーになったアニメーションで見ると、デコトラはなかなか映える。デコトラに水たまりの水を掛けられ、べちゃーと倒れて全身ズブ濡れになった茶魔が、大きなお尻が桃のようになって『この無礼桃~!』となるはずだが、左上に書かれている下絵では葉っぱも描かれて桃のようになっているが、アニメーションの絵では普通の大きなお尻になっている。これは桃にはできなかったのだろうか?」「沙麻代ちゃんを元気づけようと一生懸命考える茶魔の可愛さがよく表現されているし、デコトラという文化がインドでもあるのかどうか分からないが、反応が知りたい」と投稿を結んだ。
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