石丸伸二氏が新党設立会見 敵視するテレ朝の記者を見つけられず「話すことが半分に」と自虐
日刊スポーツ / 2025年1月15日 11時0分
昨年7月の都知事選で次点となった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が15日、都内で地域政党の設立について会見を行った。
石丸氏は昨年12月17日に生配信されたYouTubeチャンネル「リハック」内で、都知事選後に自身が出演したテレビ朝日系「グッド!モーニング」のインタビューVTRの編集方針について怒りをあらわにしていた。
会見開始前に、石丸氏はテレビ朝日の出席を確認するも、開始冒頭時点では出席を確認できず「話すことが半分になりました」と自虐的に笑った。
石丸氏は13日に自身のX(旧ツイッター)で1度は会見をキャンセル。「記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったことが原因です」と経緯を説明した上で「記者クラブには『取材目的の希望者は出席を制限しない』と言われたため、誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高いと判断しました」とつづった。
その後、「記者クラブへ当初に予定していた日時に別の会場で会見を開くと伝えています。昨今は自称メディアが乱立しているため、費用対効果を考えて、実力のあるメディアに参加を制限しています。なお、#テレビ朝日には個別にメールを送りました。会見は1時間を予定していますが、テレ朝とのやりとりだけで終わる可能性がある点にだけ各社はご注意ください」とつづっていた。
この日の会見をめぐっては、参加条件を事前に提示し、ネット上で話題となっていた。
石丸氏は昨年11月の生配信で「東京都議会選挙に向けて地域政党をつくろうと思います」と宣言していた。
石丸氏は広島・安芸高田市生まれ。京大卒業後、メガバンク勤務を経て、2020年の市長選で初当選。20年8月、買収事件で公選法違反に問われ実刑判決を受けた河井克行元法相から現金を受け取ったことを認めた前市長の辞職に伴う市長選だった。昨年7月の都知事選では、現職の小池百合子氏に次ぐ約165万票を集め、次点だった。
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