「私たち民放各局は質問できませんでした」日テレ「every.」がフジ港社長の会見を速報

定例会見に出席したフジテレビ港浩一社長

日本テレビ系報道番組「news every.」（月～金曜午後3時50分）は17日、中居正広（52）をめぐる女性とのトラブルに関して同日午後3時からフジテレビの港浩一社長が開いた定例記者会見の内容について、速報で報じた。

キャスターを務める同局の森圭介アナウンサーが、「会見では、第三者が入る調査委員会を設置するということを明らかにしたということです」と、一報を伝えた。

その上で「中居正広さんと女性のトラブルをめぐっては、一部週刊誌で、フジテレビの社員がトラブルのきっかけになった食事会に参加する予定だったにもかかわらず直前にキャンセルしたなどと報じられているということですが、食事会への社員の関与については港社長は、あらためて報道を否定した上で、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を新たに設置し、事実関係を調査することを明らかにしたと言うことです」とも伝えた。

番組では、この日の定例会見が、記者会側からの要請を受けて今月末に予定されていたものが前倒しされたことや、参加できたのは記者クラブ加盟の社に限られていたなどと伝え、「私たち民放各局も会見場には入りましたが、オブザーバーであって、質問はできませんでした」と報じた。

森アナウンサーは「かなり、限定した環境で行われた会見だったということですね」とも述べた。

中居をめぐっては、23年6月に女性との間にトラブルが発生。約9000万円の解決金を支払って示談したと昨年末に一部週刊誌などが報じ、今月9日に中居は自身の公式サイトでトラブルに関しては「事実」とし、示談が成立していることも認めた。当初、この問題にフジテレビ社員が関係しているとの報道もあったが、同局は昨年末に「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」などと否定。中居も9日の発表時に「当事者以外の者の関与といった事実はございません」とした。

15日にはその後、株主の1社である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが同局に対して書簡を送付、第三者委員会の設置を訴えたことを明らかにしている。