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昆布漁では“2年目の昆布”を採るのはなぜか?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年1月20日 7時40分

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ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

昆布は海で生活して成長する藻、『海藻』の仲間です。胞子によって繁殖します。昆布を始めとする海藻の根の部分は、栄養を吸収するためではなく岩にくっつくためのものです。

世界には約2万種類の海藻類があると言われています。そのなかで食用にされるのは、昆布に代表される黒みがかった茶色…『褐色』をした藻に多く、その数は全部で約50種類です。昆布漁が行われる季節は7月中旬~9月中旬までで、昆布が1日で干し上がるような晴天の日にだけ行われます。

私たちが普段食べている昆布は、“生まれてから2年目のもの”だそうです。1年目の昆布は成長を続けた後、1度枯れてしまいますが、残った根元の部分から再び成長を始めます。そのため1年目のものに比べて大きく、厚みがあって味のいい昆布になるそうです。昆布漁はこの“2年目の昆布”を食用として採っています。

私が好きな昆布に『まつのはこんぶ』があります。大阪にある日本料理と名物のすっぽん鍋で知られる料亭、『花錦戸(はなにしきど)』の一品です。

松の葉のように細かく刻んだ昆布を、すっぽんの出汁で炊き上げたもので、山椒の風味が加わっています。そのままでも、ご飯と一緒にいただいてももちろん美味しいですが、ステーキにワサビと一緒に『まつのはこんぶ』を乗せても美味しいです。

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