昔は月に1～2回しか髪を洗わなかった？

ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

ブラッシングとは

毎日の髪の毛のケアに欠かせないのが、ヘアブラシです。髪の毛をケアしたり整えたりすることを『ヘアブラッシング』と言いますが、髪の毛のブラッシングにはさまざまな効果があります。

髪へのうれしい効果

スタイリングが楽になる

ヘアスタイルを整えるとき、事前にヘアブラシで髪をとかすことで、スタイリングが楽になります。
特に寝起きの場合は、寝グセで髪の毛が絡まっていることもあります。その場合、切れ毛の原因にもなりますので、丁寧にブラッシングする必要があります。

髪の毛の汚れを落とす

またブラッシングをすることで、ホコリやフケといった髪の毛の汚れを落とすことができます。
実は1950年（昭和25年）ごろまで、日本では髪の毛を洗う回数が平均で月に1～2回だったそうです。普段はクシやヘアブラシで、髪の毛をとかすことで対処していたと考えられています。

髪の毛にツヤや潤いが出る

さらにブラッシングをすることで、髪の毛にツヤや潤いを出すことができます。
これは頭皮の乾燥を防ぐために出される皮脂が関係しています。頭皮から出される皮脂は髪の毛の根元部分にくっつきますが、ブラッシングによって毛先まで届くようになり、髪の毛全体が潤うことになります。

新陳代謝がよくなる

他にも、ブラッシングによって頭皮に適度な刺激が与えられ、血行がよくなって新陳代謝が高まるといった効果があります。