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漫才ネタの一部も即興で披露! ナイナイが明かす “ナイナイ式漫才ネタの作り方”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月20日 2時2分

漫才ネタの一部も即興で披露! ナイナイが明かす “ナイナイ式漫才ネタの作り方”

11月12日(木)深夜に放送されたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週木曜25時~)で、今年で結成30周年を迎えたベテランである2人が、若手時代に披露していた漫才ネタの一部分を即興で披露。さらに、昔を振り返り“ナインティナイン式漫才ネタ”の作り方を明らかにする一幕があった。

発端は「ナインティナインへの質問と、AとB、2つの選択肢」を送ってもらう質問コーナー『せーのっ!』で紹介された<デビュー当時の漫才ネタを、A・即興でできる B・まったく覚えていない>という1枚のメール。

矢部の回答は「即興でできる」。岡村は「まったく覚えていない」と答えた。

メールの紹介後、ネタのすべては覚えていないが、漫才の冒頭部分、いわゆる“つかみ”だけは今でも記憶しているということで、即興で掛け合いを披露したが、そこから「若手時代のネタ作り」に話題は移った。

岡村:ネタはコントでやっていたやつの冒頭にちょっとだけ「お喋り」を付けた

矢部:それで漫才っぽくしててんな

岡村:“最近、クルマの事故が多いそうですね。免許取り立ての時期が一番多いそうで”

矢部:“この間、免許取ったばかりなんですけど、どこを探してもないんですよ”

岡村:“おれは免許とったよ”

矢部:“とったの?”

岡村:“とった”

矢部:“取ったの?”

岡村:“盗った”

矢部:“どこで?”

岡村:“お前ん家で”

矢部:“お前かい!盗ったの!”

岡村:……これくらいの尺のやつをちょこちょこちょこちょこと繋げて

「覚えていない」とは言いつつ、当時の漫才ネタの一部分を披露。“短いネタを数珠つなぎのようにつなげて1本のネタに仕上げる”というナイナイ流の漫才ネタの作り方を披露した。

さらに矢部がハタチ、岡村が21歳の時に優勝にあたる最優秀新人賞を獲得した、若手芸人の登竜門、1992年「第13回ABCお笑い新人グランプリ」の思い出にも花が咲いた。

矢部:ハタチの時ですよ、僕が

岡村:成人式の日やったから、大会が。(成人式に)行かへんかってんな?

矢部:そう

岡村:(大会があるので矢部は成人式に)行かへんかってん

矢部:“優勝して成人式に出れない”ってめっちゃカッコよくないですか?(笑)当時に、それに浸ってたんですよ

関西芸人でありながら、憧れの芸人はコント師の“東の雄・とんねるず”と公言するナインティナイン。結成当初はコントを得意としていた2人が賞レースで名を馳せるため漫才師に舵を切った当時の様子が、よく窺い知れるトークであった。

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