「好き」を共有できる仲間に出会える! 工学とデザインを学ぶ、東京電機大学の学生にランパンプスがインタビュー!
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2025年1月17日 15時0分
受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』
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全国の受験生をお笑い芸人ランパンプスが応援隊長となって応援する『おうえんしナイト』。
今回は東京電機大学で工学とデザインを学ぶ現役の学生にランパンプスがインタビューしてまいります!
――本日は工学部電気電子工学科二年生の酒井航さんと、システムデザイン工学部デザイン工学科一年生の小林美陽(みつひ)さんに来ていただきました。
寺内:ランパンプスと申します。よろしくお願いします。
酒井・美陽:よろしくお願いします。
小林:小林さんは苗字が一緒なので本日は美陽さんって呼ばせてもらってもいいですか?
美陽:はい。
寺内:「おじさん、慣れ慣れしい」って言われないでよかった。
小林:それでは、東京電機大学を志望した理由から教えていただけますか?
酒井:小さい頃から、ものづくりや、電子工作が好きだったので、大学生になったら「機電系」の道に進みたいとずっと思っていたんです。
寺内:電気を「きでん」って言ったの? 業界用語(笑)?
酒井:機械の「機」と電気と「電」で「機電」です(笑)。
寺内:そういう言葉があるんだ! 寿司のことをシースーっていう人みたいだったから(笑)。
小林:「ザギン」みたいなね(笑)。工学部の電気電子工学科は何を学ぶの?
酒井:電気を学ぶ学科です。電気は強電と弱電に分けられるんですけど、強電というのはいわゆるインフラ、送配電のことを言います。
寺内:いわゆる我々がイメージする電気だね。
小林:パチンってやったら点く電気だ。
酒井:そちらが「電気」の部分になります。「電子」の部分は弱電という分野で、スマホの中に入っている半導体のような「弱い電気」のことです。その、どちらも学べることがこの学科の強みになります。
小林:「強電も弱電も学べんじゃん! つよつよじゃん!」って思ったんだ?
酒井:思いました(笑)。
寺内:小さい時から電子工作をしていたとおっしゃっていたけど、何を作ってたの?
酒井:たとえば、自由研究でモーターを使って「電磁石で磁石を振ったら電気が点く」など、そういう軽い遊びから始めましたね。
小林:モーターでそういうの作る子いたね!
寺内:「高校時代にこれ作ったんだ」みたいのあったりする?
酒井:基本的には工作キットで作っていました。あとはパソコンを組んだりしていましたね。
寺内:高校生で?
酒井:今時だと結構いるんですよ。僕もそういうのが好きな高校生でした。
小林:地元はどちらですか?
酒井:三重県です。
寺内:三重を悪く言うわけじゃないんだけど、三重でパーツ揃うの?
酒井:インターネットがあるので問題ないです。
寺内:ああ、そういうことか! 秋葉原みたいな街があるのかなと思って。
酒井:名古屋まで出ていかないとないですね。ただ、やっぱり秋葉原には憧れがあって、もともとも東京電機大学も北千住に来る前は、神田キャンパスと言って秋葉原の方にあったんですよ。東京電機大学が、秋葉原の電気街のルーツになったということもあって、電大を知ったんです。
寺内:ちょっと待って! 広報の内山さんにその話聞いていない!
小林:秋葉原の電気街のきっかけになったことが一番でけえじゃねえか!
寺内:今でも、そのパソコンを使っているの?
酒井:使っていますよ。もちろん、中身は変えたりしていますけど。
寺内:超かっこいい!!
小林:どこでテンション上がったの(笑)?
寺内:だって、今でも高校生の時に作ったパソコンを使っているわけでしょ?
小林:高校生の時って言っても彼の場合は2年前だよ? 寺内さんが高校生の時、作ったパソコンを使っているのとはわけが違うでしょ。
寺内:え? そっか。勝手に18年ずっと使っていると思って「継ぎ足し継ぎ足しのタレ」みたいなイメージをしていたけど、まだ2年前か(笑)。
小林:吉野家新橋店じゃないんだから(笑)。
酒井:でも、一年間浪人していて、高校一年生の時に作ったので、5年近くは使っています。
寺内:じゃあすごいよ!
小林:秘伝のパソコンだ(笑)。美陽さんの志望理由も教えていただけますか?
美陽:私も昔からものづくりが好きだったんです。なので、芸術系に行くか迷ったんですけど、もともと理系の分野も好きだったので、理系の物理的な要素も学びつつ、デザインも学べる東京電機大学を志望しました。あと、もともと印象がとても良かったんですよ。
小林:なんで良かったの?
美陽:昔、姉もこの大学を受験したんです。結局、姉は違う大学に通うことになったのですが、書類のミスがあった時に、すごく丁寧な対応をしてくれたんです。なので、小さい頃から印象が良くて、この大学も受けたいと思っていたんです。
小林:システムデザイン工学部っていうのはどういうものを学ぶのか、おじさんたちにわかりやすく教えてもらえますか(笑)?
美陽:芸術系だと、見た目のデザインが中心になるんですけど、理系の大学だと、モノの基盤を知りつつ、見た目もちゃんと拘ったものが作れるんです。
小林:「本当は、ガンダムはあの足じゃ歩けないんだよ」みたいなこと(笑)?
寺内:空想科学とかであったわ(笑)。
小林:合ってるこれ(笑)?
美陽:理にかなっていて、見た目もかっこいいってことですかね(笑)。
小林:橋みたいな建築もってこと?
美陽:建築は違いますね。
寺内:車?
美陽:車はそうですかね。
寺内:スマホ? 椅子? シャーペン?
小林:寺内さん、バカになっちゃった。ごめんね(笑)。お二人の受験の方法を教えていただけますか?
酒井:僕は共通テスト利用入試で入学しました。
小林:めちゃめちゃ勉強した?
酒井:浪人もしているので、より勉強して試験に臨みましたね。
小林:どういった勉強法をしていましたか?
酒井:三重の田舎にはあんまり塾がなかったので、塾に通わず、個人で勉強することが多かったです。なので、皆さんに共有できるようなことはないと思います(笑)。
寺内:塾がないほどの田舎でパソコン作っていたのすごくない? めちゃくちゃ最先端なことやっているよね。
小林:どの教科が一番苦手でした?
酒井:化学ですね。
寺内:えー!? 好きそうなのに!
酒井:大嫌いでした。
寺内:でも、電子の方を専攻したら物理化学も学ばないといけなくなってくるよね?
小林:騙されてイライラしてる?
酒井:やられたって感じです。入ってみてからやっぱ気づくものってありますね(笑)。
一同:(笑)
小林:でも、勉強したおかげで前よりは理解しているもんね?
酒井:それは助かりましたね。入ってからも受験勉強が身になっていると感じました。
小林:息抜きはどうしていました?
酒井:ランニングをしていました。
小林:酒井君は結構、根性系だよね。電気が好きで、独学で勉強して、ランニングしていましたって(笑)。
酒井:北千住と違って周りに何もないので、自然の中、気持ちよく走っていました(笑)。
寺内:外の空気吸って、運動すると脳が休まるって言うしね。
酒井:本当にリフレッシュできますよ。
寺内:ちなみに、コンビニは近くにあった?
酒井:さすがにありますよ!
寺内:歩いてどれくらい?
酒井:20分くらいですね。
小林:「さすがにありますよ!」の距離ではないよ(笑)。あと、浪人していた一年間、友達は大学に行ったり、就職したりしていた中でのメンタルの保ち方はどうしていたの?
酒井:自分でも不思議なんですけど、本当に何も感じなかったんです(笑)。
小林:ポジティブだな! 受験生にアドバイスしてくれよ(笑)。
寺内:何も感じず走ってたんだ(笑)。
酒井:走ったら全部解決です(笑)。
小林:でも「次はもう絶対落ちられない!」とかあるわけじゃん?
酒井:確かに、10月越えたあたりからは眠れない日もありましたね。
小林:感じてんじゃん(笑)!
酒井:今思い出しました(笑)。「翌年ももう一回浪人するのか?」みたいな不安は今思うとありましたね。
寺内:なんでちょっと見栄張んの? 感じてないとか、コンビニ近いとかさ! 感じてるし、コンビニ遠いよ!
小林:コンビニの話はいいって(笑)!
美陽:私は一般選抜で、数学、英語、物理で受けました。
小林:まんべんなく勉強していた?
美陽:最終的には社会を除いた4教科を勉強していました。私も塾に通っていなかったので、自分で苦手そうな分野を見つけたらそこをやる、みたいな感じでした。
小林:リフレッシュ方法はありました?
美陽:音楽を聴くのが好きなので、音楽を聴いてリフレッシュしていました。
寺内:勉強の合間に?
美陽:勉強しながら聴いていた時もあるんですけど、やっぱり集中できなくなっちゃうので。
寺内:僕も、この前、神社検定の試験を受けたときには音楽聴いていたな。
小林:寺内さんは何聴きました?
寺内:般若心経のテクノミュージックバージョン。
小林:この人、怖いでしょ?
酒井・美陽:(笑)。
寺内:いや、めちゃくちゃ集中できるから! あと、アフリカンポップスだね。言葉は理解できないけど、ノイズじゃないから心地いいし、集中も削がないから、試験勉強をするときにはアフリカンポップスか、般若心経のテクノミュージックバージョンをお勧めします(笑)。
美陽:今度聴いてみます(笑)。
小林:受験生の時に「こうしてればよかったな」っていうことはありますか?
酒井:やっぱり、もっと早く始めておけばよかったな、とは感じますね。
小林:いつくらいから始めたんですか?
酒井:僕の場合は、高校三年生の夏休みから本格的に意識し始めるくらいだったんで、受験生としては遅めでしたね。浪人もしているので、なおさら、時間はかければかけるほど良いと思います。
小林:部活とかやっていたんですか?
酒井:新聞部に入っていました。
小林:新聞部! かっこいいね!
寺内:「教頭先生、駅前の居酒屋で泥酔!?」みたいな記事(笑)?
酒井:そういう記事も書きたかったです(笑)。
小林:三重県に住んでいて、東京の大学のオープンキャンパスには行けたの?
酒井:高校一年生の時に、友人を集めて東京に来ました。もちろん、電大のオープンキャンパスにも行きましたよ。
寺内:オープンキャンパス旅行みたいな感じ?
酒井:旅行半分、オープンキャンパス半分みたいな(笑)。
小林:本当は8割旅行だろう?
酒井:そうかもしれない(笑)。初めに電大を見た時は「ビル!」っていう感想で、すごくワクワクしました。まあ、ちょろっと秋葉原行って(笑)。
小林:絶対ちょろっとじゃない(笑)。
寺内:ちょうどパソコン作っている時期だしね。
酒井:めちゃくちゃ楽しかったです。
美陽:私は、勉強自体が嫌いじゃなかったので、ずっと一定のペースでやっていたんですけど、その分、受験勉強をいつから始めたかが自分でもよくわかってないんです。そのせいか、模試などで点数が伸びず、結果に結びつかなかったことが多かったですね。
小林:アクセルを踏むタイミングを自分で決めればよかったなって思っているってことですか?
美陽:三年生に上がるくらいに、ちゃんとギアを入れていたかったなと思います。
寺内:高三になる寸前の美陽さんの前に、今の美陽さんが現れて「 アクセル入れたほうがいいよ」って言ったらアクセル入れると思う?
美陽:……入れると思う(笑)。
寺内:まず「あたし?」 ってなるけど、アドバイスは受け入れるんだ(笑)。
小林:大学に入る前と入った後の印象の違いはありましたか?
酒井:入る前は、秋葉原のイメージで、オタクが多いのかなって思っていたんですけど、実際入ってみるとやっぱりオタクが多いなと思いました。
小林:よりってこと(笑)?
酒井:皆さんが思うようなアニメや漫画のオタクもいるんですけど、たとえば、情報系に進んでいる人だったらゲームを作ることだったり、何かしらに熱中している人が多いんですよ。
寺内:電大はそういうイメージあるよね。
酒井:高校時代はパソコンの組み立てをしている人なんて、僕の周りには少なかったんですけど、電大に入ってみたら割と皆やっていて、自分の好きなことを語り尽くせる仲間ができるのが嬉しいんですよ。
小林:酒井君の熱中する話っていうのは何?
酒井:機械であれば何でもって感じです(笑)。
小林:笑いながら言ってる(笑)。好きなんだねー。
酒井:カメラも好きなんですけど、入る前は興味なかったんです。だけど、鉄道オタクとかも含めて、だいたいのジャンルに、めちゃくちゃ好きな人がいて、そういう人たちの話を聞くのが楽しくて、好きになったりもするんです。
小林:将来の夢を教えていただけますか?
美陽:芸術が好きなので、そこに新しい技術を組み合わせたアートが作れたらいいなって思っています。
寺内:素敵!
酒井:僕は、強電の分野、電力インフラの道に進みたいと思っています。今は、その中でも、発電方法の開発に興味を持っています。
寺内:バイオマスとか、新しい発電方法を考えていきたいということ?
酒井:はい。今は、再生可能エネルギーが流行っているけれど、僕は、小さい頃から火力発電の道に進みたかったんです。アンモニア火力発電や、水素を使った火力発電など、CO2を排出しない新しい火力発電の方法があるんです。火力には「煙がもくもく」ってイメージがあると思うんですけど、夢は、それを変えられるような技術者になることです。
寺内:こちらも素晴らしい!
小林:それでは、最後に、今頑張っている受験生にメッセージをお願いします。
美陽:悔いの無いように、最後まで走り切ってほしいです。頑張ってください。
酒井:僕自身が1回失敗している人間なので言えるんですが、1回くらいの失敗だったら、どうにかなるんで、だらけすぎたらダメですけど、程よい緊張感を持って、気負いせずに頑張ってほしいと思います。
小林:明るい(笑)!頑張ることは必要だけど、失敗しても楽しいぞと。
寺内:ランニングすれば忘れられるよと(笑)。
酒井:ランニングすれば基本、大丈夫です(笑)。
小林:今日はありがとうございました。
酒井・美陽:ありがとうございました。
――工学を熱心に学ぶ東京電機大学の学生さんのお話を聞きましたがいかがでしたか?
小林:一番先に思い浮かぶ印象は「浪人したとは思えない笑顔」ですね(笑)。
寺内:ポジティブだったねー。
小林:「自分のオタク気質なところを他の人も持っていた」っていう僕らがNSCに入った時と同じような感覚があったんだなって思って懐かしくなりましたね。
寺内:本当にそう! 「みんな好きなの? 喋れんじゃん!」みたいなね。あれ、嬉しいんだよね。
小林:あと、酒井君の「他の人の熱のあるものに自分も興味を持っていく」みたいな言葉がすごく印象的でしたね。
寺内:そういう仲間が増えるっていいよね。あと、美陽さんの素敵なマイペース具合がよかったな。
小林:すごく良い感じだった。
寺内:文字になったらなんの滞りもなく伝わっているとは思うんですけど、酒井君の 0.5倍速くらいのスピードだったからね(笑)。
小林:「ええ、なんだろうあの……」から次の言葉まで10秒くらいあった(笑)。
寺内:是非、電大ガールズとして頑張ってほしい(笑)。
小林:電大ガールズなのかな?
寺内:わかなんない(笑)。どちらにせよ、これからも荒野に咲く一輪の高嶺の花として電大を守っていってほしいなと思いますね。
小林:理系の範疇で好きなことがある人は入ったら楽しいだろうね。
寺内:本当に素晴らしい大学でございました! おすすめの大学でございます!
さて、次回の『おうえんしナイト』は特別編としてエイブルさんと共に、東京電機大学がある北千住の街の魅力をお伝えし、大学入学後の新生活をイメージしていただけるような企画をお送りします。ご期待ください!
<東京電機大学・東京千住キャンパス>
住所:〒120-8551 東京都足立区千住旭町5番
『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。
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