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阿部一二三「あそこで勝ちきらないと意味がない」 勝てば金の一戦で階級が上の選手に渡り合うも惜敗 柔道混合団体はフランスに屈し銀メダル

日テレNEWS NNN / 2024年8月4日 9時30分

柔道混合団体の決勝に挑んだ斉藤立選手と阿部一二三選手(写真:ロイター/アフロ)

◇パリオリンピック2024 柔道混合団体決勝(大会9日目=日本時間4日 シャンドマルス・アリーナ)

柔道の最終日を締めくくる混合団体の決勝では、日本は地元フランスと激突。3勝4敗で2大会連続で決勝の舞台で敗れました。

3勝1敗で王手がかかった日本は、男子66キロ級で2大会連続金メダリスト阿部一二三選手が男子73キロ級に登場。地元フランスの声援がひときわ大きくなる中、階級が上のギャバ選手と延長戦にもつれる激闘となります。途中、鼻血を出しながらも奮闘した阿部選手ですが、8分52秒の戦いの末に、すくい投げで敗れてしまいました。

その後、高市未来選手、斉藤立選手と敗れ、2大会連続でフランスの前に金メダルを阻まれます。阿部選手は涙を流しました。

試合後、「本当に日本のみなさんに、本当にすみませんという気持ちで、みんながつないでくれた良い流れ、良いバトンだったのにそこをものにできずに、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、言葉をつまらせながら心境を明かします。

1つ上の階級の選手との激闘をみせましたが、「でもあそこで勝ちきらないと意味がないと思うので、本当に悔しい気持ちでいっぱいです」と涙をこらえながら悔しさをにじませました。

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