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楽天は3年連続CS逃す 岸が9回途中121球の力投も村林が痛恨の“落球”...シーズン終盤に痛すぎる5連敗

日テレNEWS NNN / 2024年10月1日 20時30分

楽天の今江敏晃監督(写真:時事)

◇プロ野球パ・リーグ ロッテ5-1楽天(1日、楽天モバイルパーク)

楽天は痛恨のミスから逆転を許し、泥沼の5連敗。残り5試合を残し、3年連続のBクラスが決定しました。

3位ロッテと4位楽天、4ゲーム差で迎えた直接対決。楽天は勝つことしか許されない一戦でした。

初回、ロッテ先発の佐々木朗希投手から2本のヒットで好機をつくると、2アウト1、3塁から相手のバッテリーエラーで1点を先制します。

先発の岸孝之投手は前回のロッテ戦で9回完封勝利。勢いそのまま4回までスコアボードにゼロを刻みます。

しかし1点リードの5回、2アウト1、2塁のピンチを背負うと、友杉篤輝選手がチェンジアップを打ち上げた打球をショートの村林一輝選手が痛恨の落球。さらにボールが外野を転々とする間に2人の走者がかえり、逆転されます。続く岡大海選手にもタイムリーツーベースを浴び、この回3失点となりました。

思わぬ形で失点した岸投手でしたが、6、7回と3者凡退の投球。8回も3人で抑え、打線の援護を待ちます。

すると8回、渡邊佳明選手が3回以来となるチーム4本目のヒットで出塁。その後内野ゴロで得点圏へランナーを進めます。

好機で代打の鈴木大地選手はスライダーに空振り三振。1番の小郷裕哉選手が内野安打で1、3塁と好機を広げましたが、小深田大翔選手がセカンドゴロに倒れ、佐々木投手からあと1本が出ません。

直後の9回のマウンドにも上がった岸投手は、1アウト1、3塁とピンチを招き降板。2番手の藤平尚真投手がさらに2点を奪われ、突き放されました。

チームは泥沼の5連敗。9回途中121球の力投の岸投手は5失点(自責点2)の内容で、11敗目を喫しました。

これで楽天は今季66勝69敗3分となり、3位ロッテとは5ゲーム差。残り5試合全勝し、ロッテが全敗しても勝率を上回ることができなくなり、3年連続のBクラスでクライマックスシリーズ進出を逃しています。

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