【卓球】男子シングルス16強が決定 前回準Vの戸上隼輔が5回戦敗退の波乱 連覇狙う張本智和は順当に勝ち上がる 6回戦は松島輝空と吉村真晴が激突

全日本卓球男子シングルスベスト16が決定

◇天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(24日、東京体育館)

全日本卓球選手権は24日、男子シングルスの5回戦が行われ、ベスト16がそろいました。

連覇を目指す張本智和選手は、英田理志選手に4－1で勝利。6回戦の相手はTリーグT.T.彩たまでプレーする有延大夢選手に決まりました。張本選手と同じくパリ五輪代表の篠塚大登選手も順当に勝ち上がり、6回戦はベテランの神巧也選手と準々決勝進出をかけて戦います。

一方、パリ五輪代表の戸上隼輔選手は、愛知工業大の21歳、谷垣佑真選手にフルゲームの死闘の末に敗戦。前回準優勝の実力者が5回戦で姿を消す波乱となりました。

また2020年の覇者・宇田幸矢選手は、2017年準優勝の吉村和弘選手と5回戦で激突。息をのむ攻防は、4－3で宇田選手に軍配が上がりました。

17歳の松島輝空選手は、町飛鳥選手を4-0で下し、6回戦進出。次戦はリオ五輪団体銀メダルメンバーの吉村真晴選手と激突する好カードとなりました。

6回戦は24日に行われ、勝ち上がれば準々決勝進出となります。

▽6回戦の対戦カード

張本智和－有延大夢

村松雄斗－田中佑汰

曽根翔－松平賢二

松島輝空－吉村真晴

篠塚大登－神巧也

龍崎東寅－宇田幸矢

岡野俊介－浜田一輝

松下大星－谷垣佑真