球界最年長・石川雅規に「縫い目が見えない方がいい」 ヤクルトOB・古田敦也が4年連続臨時コーチで積極指導
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 6時11分
沖縄・浦添市で春季キャンプ第2クール初日を迎えたヤクルトはOBで元監督の古田敦也さんが4年連続臨時コーチを務めました。
選手たちの仕上がりについて「仕上がりも良く、ブルペンも元気があったように感じた」と一言。
そのブルペンでは球界最年長45歳、プロ24年目を迎えた石川雅規投手のピッチングをバッターボックスに立ったり、様々な角度から視察。「非常に元気よく、健康的にも投げている姿を見るだけでもいいし、本人も楽しそうにやっていて調子も良さそう。実戦入ってからというのは本人を良く分かっているので、(ここまで)今のところ非常にいいじゃないすか」とその仕上がり具合を見て、笑顔を見せた古田さん。
石川投手のブルペン中「縫い目が見えない方がいい」とアドバイスを送った古田さん。
その意図について「変化球には飛んでいる縫い目が見やすい球と見えにくい球があって、飛んでいる時に見やすいと打者にとって(どの球か)判断しやすくなるんですよ。試している球が少し見やすかったので、『ちょっと握りを変えた方がいいんじゃないか』と言ったら、彼はすぐ握りを変えて同じような球を投げるのでえなくなりました。さすがですね」とアドバイスをすぐに吸収する石川投手をべた褒め。
「遅めのシンカー。結局右打者の外側に落とす球が縫い目が見やすくなるとタイミングがとりやすくなってしまう。それが同じストレートと同じ回転をしながら見えない方が打者が打ちにくい」と話しました。
その後の自主練習では自らバッティングピッチャーを名乗り出て、積極的に選手に指導した古田さん。「『捕手が誰が出ても3割計画』というのをやっていて、打率3割打ってくれと全員に言っていますので、本人たちが打てると言っているので期待しながらやりました」と語りました。
「まだ合流していないレギュラーの人たちもいますが、若手にはチャンス。少ないチャンスかもしれないが、それをしっかりもぎ取っていくのがプロ野球。みんな同じ道を通ってきているので、もうすぐ実戦が始まるのでそれまでに試せることをいっぱい試してほしいと思った。我々はアドバイスをするというよりいい何かアイデアを提供して、その中で少しでもいいものを自分で見つけてやってくれればいいじゃないかと思います」と今後のキャンプに期待している様子を見せました。
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