伊藤美誠が2回戦辛勝 早田ひなと大藤沙月と共にベスト16へ 張本美和はこの後中国選手と対戦【卓球・シンガポールスマッシュ】

卓球の伊藤美誠選手(写真：松尾/アフロスポーツ)

◇卓球 WTTシンガポールスマッシュ2025(5日、シンガポール)

女子シングルスの2回戦が5日行われ、伊藤美誠選手が3-1(11-13、11-8、16-14、11-7)で勝利し、ベスト16に進出しました。

世界ランク8位の伊藤選手は同ランク60位のジャン・モー選手（カナダ）と対戦。

第1ゲームから11-11と激しい戦いが行われ、伊藤選手が11-13でゲームを奪われます。第2ゲーム、伊藤選手は5度の五輪出場のベテランにおされていきますが、最後は決めきり奪取仕返します。

第3ゲーム3点リードしていた伊藤選手でしたが、終盤6連続ポイントを決められ逆転を許し7-10で先にマッチポイントを奪われます。しかし最後まで粘りをみせた伊藤選手が16-14でこのゲームを制します。この後も一進一退の攻防が続きますが、最後は伊藤選手が押し切り、ゲームカウント3-1で勝利しました。

ここまでで、早田ひな選手、大藤沙月選手がベスト16に進出を決め、平野美宇選手は元世界ランク1位に敗れ2回戦で姿を消しています。この後は張本美和選手と木原美悠選手がそれぞれ中国の選手とベスト16進出をかけて対戦します。