「2人でいいシーズン送れればいいな」巨人・田中将大 坂本勇人との共闘に喜び 「新鮮な気持ち」で迎えるプロ19年目

巨人の田中将大投手

プロ野球・巨人に新加入した田中将大投手が日テレジータスのインタビューに応じ、「新鮮な気持ちですね」などと笑顔を見せました。

「荷ほどきしてジャイアンツってロゴが入ったバッグとか見て、『ジャイアンツだ』って（笑）。今までになかった感情が出てくるっていうのがありますね」

去年、1軍での登板は1試合にとどまった田中投手。このオフには休む期間を作ることなく、体を動かし続けてきたということで、「順調に来ています。（いまは）コンディションをとにかく整える、可動域をいいところまで戻せるように取り組んでいます」と話しました。

「（去年は）とにかく辛い1年だったなと思いますけど、（自分を）見直す時間にはなりましたし、そういうことがあったからこそ、いろいろな方向から話が聞けた。精神的にすごくタフな年だったけど、そんな中でも発見があって、今年は楽しみだなと思っています」

巨人に入って、小学校時代のチームメートだった坂本勇人選手と再び共闘することに。合同自主トレで1月27日に宮崎入りしたときには写真撮影の場で再会すると、「ハヤト～」「マサヒロ～」という呼びかけとともに、笑顔でハグする場面がありました。

その坂本選手と一緒に戦うことになると問われると、「僕はまず1軍にあがれてないんで、彼と同じにいうのは違う」と前置くと、「勇人もキャリアのなかで悔しいシーズンだったと思う。2人ともが今年にかける思いというのは強いと思いますし、やってやるぞと思っていると思うので、2人でいいシーズン送れればいいなと思います」と続けました。

プロ19年目の田中投手が今季目指すは「開幕ローテーション入り」。チーム内の競争に勝ち抜かないといけない、と気合十分の表情を見せました。