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モンパチ25周年 全国ツアーラストは沖縄で 観客と一体、ボルテージは最高潮に キヨサク「新たなスタートに」

沖縄タイムス+プラス / 2024年3月22日 18時25分

25周年ツアーを完走したモンパチのキヨサク(手前右から3人目)、高里悟(同4人目)とサポートメンバー=9日、那覇文化芸術劇場なはーと(提供、SARUYA AYUMI撮影)

 「MONGOL800 25th LAST PARADISE TOUR 2023-2024」が9日、那覇文化芸術劇場なはーとで開かれた。昨年結成25周年を迎えたモンパチの全国ホールツアーを締めくくる最終日。昨年発表した9枚目のオリジナルアルバム「LAST PARADISE」を引っ提げ、全国16カ所を巡ったボーカルのキヨサクは「ツアーは終わるが、新たなスタートになる気がしている」と観客に語りかけた。結成25年を経て、新たなステージへ進むモンパチを印象付けるライブとなった。(学芸部・屋良朝輝)

 ライブ序盤の「PARTY」で、パーティーダンサー・粒マスタード安次嶺が登場して観客にダンスを促し、会場のボルテージは一気に最高潮へ。「OKINAWA CALLING」ではコール&レスポンスでメンバーと会場が一体となった。「RUM RUM RUM」「rudy rudy」では海賊旗が舞台上に登場。出演者全員で寸劇「劇団800」を展開し、笑いに包まれた。

 キヨサクはMCで「愉快なおじさんたちに支えられて25周年を迎えられた」と振り返り、20周年以降にサポートメンバーとしてキヨサクと高里悟を支えたクボティ(ギター)、シーサー(トランペット)、ナリ(サックス&フルート)、安次嶺に感謝。高里は「年を取ったらディナーショーとかやっていきたいね。バンドは、おじいちゃんになってもできるし」と“生涯現役”を誓った。

 アルバム収録曲の「pray」は、2011年にピアニストの木下航志から楽曲提供を依頼され、作成した。「東日本大震災の時に自分も東京にいて、1週間、2週間、音楽とか音が全く聞こえなくなった経験をした。そんな時に全ての感情、見てきたものを全部詰め込んで作った曲。12年かけてアルバムに収録することで、今回のアルバムの方向性も決まった」と解説。能登半島地震にも触れ「何もできない、無力だなと思いながらも、微力ながらできることしかできない。祈りを込めて歌いたい」と被災地へ思いを込めマイクを握った。

 「あなたに」「小さな恋のうた」など人気曲を熱唱したほか、アンコールでは4曲を披露。アルバム表題曲の「LAST PARADISE」ではメンバー全員が会場に下り、観客とハイタッチを交わしながら踊り、25周年を締めくくった。

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