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辺野古埋め立て用の石材か 10トントラック10台、沖縄・国頭村の鉱山から搬出 市民15人が抗議「工事をやめろ」

沖縄タイムス+プラス / 2024年4月2日 10時29分

沖縄県国頭村の奥間鉱山で資材を積み、名護市辺野古の新基地建設地に向かうトラックの車列=2日午前9時7分ごろ、名護市

 沖縄県名護市辺野古への新基地建設を巡り、沖縄防衛局が沖縄県の国頭地区から建設に使う埋め立て用土砂の搬出を始めて2日目となった2日、採石場の国頭村半地の奥間鉱山では10トントラック約10台が石材とみられる資材を運び出した。

 同日午前8時15分ごろ、同じ会社名が車体に記されたトラックの車列が採石場を出発。国道58号の西海岸道路を南下して名護東道路を通り、同9時10分ごろに米軍キャンプ・シュワブの新工事用ゲートに到着して資材を搬入した。いずれのトラックも荷台は緑色のシートで覆われ、資材は見えなかった。

 この日、ゲート前では約15人が「工事をやめろ」とシュプレヒコールを上げた。10年間、抗議活動を続けている男性(75)は「奥間からきたトラックには黒っぽい変な石が見えた」と話す。男性はゼネコン会社に務めてきた経験から、新基地建設の埋め立て用工事には、基盤をつくる捨て石、その隙間を埋める人の頭の大きさほどの石材、さらに細かい石材などが使われていると推測する。「捨て石だと荷台は山積みになるし、シートの中がよく分からない。ただ、工事はどんどん進んでいる」と危機感を口にした。

 沖縄防衛局は2020年4月に県に提出した設計変更申請書で、国頭地区から234万立方メートルの埋め立て用土砂の調達が可能としている。

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