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沖縄の言葉「いみくじピーマン」の発祥は? 賀数仁然さん、沖縄・金武町の歴史を語る 「さきがけ!歴男塾」の発売記念

沖縄タイムス+プラス / 2024年9月8日 8時56分

金武観音寺を建立した日秀上人が流れ着いた場所を説明する賀数仁然さん=7日、金武町金武の金武文化堂

 子ども新聞「ワラビー」で「さきがけ!歴男塾」を連載している琉球歴史家、賀数仁然さんのトークイベントが7日、沖縄県金武町の書店、金武文化堂で開かれた。満員の30人が金武を中心に琉球の歴史を学んだ。

 イベントは単行本第4巻の発売記念。賀数さんは金武に流れ着いて命を救われ、金武観音寺を開いた日秀上人が浦添で妖怪を退治したのが経塚だという話や、琉球での茶の発祥が金武であることを解説した。

 日秀上人が那覇の松川に建てた碑が由来となって戦後、「いみくじピーマン(意味が分からない)」という言葉が生まれたと説明。「いみくじピーマンの発祥も金武です」と話すと、大きな拍手が起きた。

 初めて賀数さんの話を聞いた小学校教員の安里愛さん(54)=名護市=は「沖縄に住んでいるのに知らないことがたくさんあった。教室に本を置き、子どもたちにも興味を持ってもらいたい」と話した。

 金武文化堂の新嶋正規代表は賀数さんのファン。「小さい店にこんなにたくさんの人が集まってくれてうれしい」と喜んだ。

 賀数さんのトークイベントは15日午後2時からジュンク堂書店那覇店、10月6日午後3時から那覇市久茂地のタイムスビルでも開催される。

 (出版コンテンツ部・城間有)

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