出張版キッザニア、那覇市で12月開催 小学生が無料で職業体験 ホテル・航空・医療など30社が参加

（資料写真）2021年に沖縄市で開かれた「アウトオブキッザニア」。県獣医師会のブースでは、ぬいぐるみを使って縫合手術を体験した

　那覇市がキャリア教育の一環で、出張版のキッザニア「Out　of　KidZania（アウトオブキッザニア）inなは」を12月14、15の両日に開催することが分かった。沖縄県内自治体が主催するのは初めて。

　那覇市民体育館が会場で、1日約千人の参加を見込む。小学生が対象で、参加費は原則無料。

　市内企業を中心に約30社がブースを出す。ホテルや航空、医療、マスコミ、消防、警察なども出展する予定。

　市の担当者は「沖縄は島しょ県で、実際に東京や関西などでキッザニアに行ける子どもたちは限られている。幅広く職業体験を楽しんでほしい」と説明した。

　参加には事前予約（抽選）が必要になる。市は今後特設ページを開設し、応募を募る。（社会部・玉城日向子）