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若手活躍でさらなる挑戦へ 琉球ゴールデンキングス 白木享 社長 [PR・トップインタビュー]

沖縄タイムス+プラス / 2025年1月4日 4時0分

-2024年を振り返って。

 昨季は準優勝でしたが、県民の皆さまから熱烈な応援をいただいたおかげで、選手たちが力を発揮して頑張ってくれました。アウェー戦でも大きな声援をいただき、応援がエネルギーに変わることを実感しました。試合結果だけでなく「沖縄をもっと元気に!」という理念を大切にしてきた1年で、皆さまに浸透し始めて一緒に進められていると感じています。

-経営面で1年を振り返ると。

 おかげさまで売上高が30億円を突破しました。特にチケット売り上げが約12億円でBリーグでもトップを走っている状況で、社員に自信と誇りを感じてもらえる結果になりました。優秀な社員が本当に多い会社なので、彼らの力によって今の会社の形や売り上げ面が出来上がっていると感じています。

-Bプレミア参入が決まった。

 もともと県内で長年脈々と受け継がれてきたバスケットボールへの熱があり、その上にキングスというプロチームがあります。それに加えて、沖縄市が必死につくってくれた沖縄アリーナという環境もあり、われわれ民間と県民、行政が「三位一体」となってやれてきた結果だと思っています。

 ここから先はより熾烈(しれつ)な戦いがあり、もっとエネルギッシュに戦わないといけない。プレミアでもトップを争うチームでいられるよう、若い力でチームを運営していかないといけないと思っています。ドラフト制度などの新たな制度も出てくるので、若手選手がキングスで活躍する場を提供するためにユースの育成も必要です。今後も勝ち続けるために若手の選手とスタッフが活躍する場をつくっていきたいと考えています。

-クラブ運営の抱負は。

 「沖縄をもっと元気に!」という活動理念は変わりません。沖縄アリーナで試合を楽しんでいただく以上に、外に出て県全体を活性化させるような地域交流活動をより一層強化していきたいです。キングスの地域活動「おおきなわ」では、キングスのマスコット「ゴーディー」を中心に小学校や幼稚園の登校中のあいさつ運動などをしていますが、昨季は205回の活動をしました。今季は500回くらいやろうと頑張って動いてもらっています。活動を活発化させることで、ほかの企業さまとも連携できると思っています。

 継続することが重要で、子どもたちが元気になり、県全体が活性化するような活動をやっていきたいと考えています。「ありがとう」と言ってもらえることがわれわれのエネルギーに変わる。皆さんに喜んでもらえる活動を増やしていきたいと考えています。

-チームの今年の抱負を。

 チームもビジネスチームも若手中心に変わってきており、まだまだ挑戦し続けることが大事だと思っています。今年も挑戦し続ける1年になることは間違いありません。私たちはファンの皆さんの応援で成り立っているチームです。引き続き応援をお願いします。

 しらき・とおる 1970年生まれ。愛知県出身。2007年プロトデータセンター(現プロトソリューション)代表取締役社長就任。22年7月、沖縄バスケットボール代表取締役社長に就任。

人柄に迫るパーソナルクエスチョン

(1)最近読んで印象に残った本や記事(2)子どもの頃の夢(3)人生の目標でまだ達成していないもの

回答

(1)『サクッとわかるビジネス教養シリーズ ブランディング』(新星出版社) (2)昔からラジオ好きでパーソナリティーに憧れる (3)海外でビジネスをやってみたい

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