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「こんなすごいドレスを作れるようになるとは…」ランウェー歩き笑顔 服飾学ぶ那覇工業高校生の卒業発表会に歓声

沖縄タイムス+プラス / 2025年2月5日 8時4分

 沖縄県立那覇工業高校服飾デザイン科の3年生20人が1月25日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで、自身がデザインしたスーツやドレスを披露するファッションショーを開いた。生徒は高校3年間で磨いた縫製や装飾の技術を結晶させた衣服を身にまとい、さっそうと「ランウェー」を歩いた。

 県内の高校で唯一、服飾系の専門教育が受けられる同科。ショーは卒業発表会として行われた。上品なパンツスーツやきらびやかなドレスなど、それぞれの個性が光る衣服を着た生徒が次々と登場し、舞台を一周。中央でポーズを決めると、家族や友人ら多くの観客が拍手や歓声を送った。

 パンツの側面に着物の帯の生地を使うなど「和」を取り入れたという奥平雫さんは「考えていたかっこよさを表現できた」と満足そう。「自分の世界観を大切にしたデザイナーになりたい」と夢を描いた。

 赤いバラの装飾、バラの柄の黒レースを金色のドレスにあしらった豊麻緒さんは「こんなすごいドレスを作れるようになるとは思わなかった。縫製や手直しの技術をブライダルの世界で生かしたい」と笑った。

 カラフルなリボンを300個以上服に付けて「原宿ファッション」の雰囲気を出した上原令愛さんは「理想通りに作れた服を大切な人たちに見せられてうれしい」と充実の表情だった。(社会部・又吉嘉例)

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