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ヤマハ、AIを活用した車室音響最適化技術「Music:AI」を開発 2025年に市場投入

ORICON NEWS / 2024年4月5日 15時59分

ヤマハがAI活用による車室音響技術「Music:AI」を新開発

 ヤマハは、AIの活用により車室音響を最適化し、新しい音楽体験を提供する技術「Music:AI」を開発した。2025年の量産開始に向けて開発中のハイエンドアンプに本技術を搭載し、国内外の自動車メーカーへ販売する。

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 同社は、今回の技術開発について「技術革新を背景とし、自動車の車内空間は多彩な音響エンタテインメントを楽しむ『セカンドリビング』へと進化している」とし、それに伴って「複雑化する音響システムの迅速な調整、多様化する音楽や映画などのコンテンツごとに相応しい音響特性の適用、そして音質パーソナライズの実現など、従来のチューニング技術では対応できない高度な最適化が求められている」と経緯を伝えた。



 「Music:AI」を構成するのは、楽器やオーディオ関連の製品を多数手がけてきた同社のノウハウを注ぎ込んだ「for Cabin」「for Music」「for Person」という3つのAIプロセス。

 「for Cabin」は、ホール音響分野で培われた物理音響チューニングのノウハウをアルゴリズム化したもの。車種ごとに異なる車室音響特性やオーディオ機器の性能を入力元とし、全スピーカーからの音波が全座席でリアルな音像となる位相関係を導出する。

 「for Music」は、ホームオーディオ分野で培った感性音響チューニングのノウハウを学習させたもの。再生される楽曲データを入力元とし、躍動感や透明感、広がり感といった楽曲の個性に応じて出力信号をリアルタイムに最適化する。

 「for Person」は、楽器開発で培った感性評価のノウハウを応用したもの。ユーザーが2次元パッドを操作することで、AIが網羅的かつ効率的に音質と印象の関係を把握し、1人ひとりに最適な音響パラメータを提供する。

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