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松岡充、俳優生活20周年「人生の終着点を考え出している」 新作舞台の主演オファーに並々ならぬ思い「代表作と言えなければ意味がない」

ORICON NEWS / 2024年5月9日 16時44分

舞台『Change the World』取材会に参加した松岡充 (C)ORICON NewS inc.

 ボーカリストで俳優としても活動する松岡充が7日、都内で行われた舞台『Change the World』(6月8日~16日上演、東京・サンシャイン劇場)の取材会に参加し、舞台デビュー20年目という節目に主演を務める同作への思いを明かした。

【写真】舞台デビュー20周年の節目に新作舞台の主演を飾る松岡充

 初めに松岡は「今年で53歳になるんですけれども、20代や30代の頃みたいに『なんでもかんでもチャレンジしてやるぞ』みたいな気持ちはもうとっくに失せていまして…」と本心を語り出し、ともに取材会に参加した共演の辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)や剛力彩芽、原作・脚本の秦建日子氏を驚かせた。

 そして「だんだんと自分の人生の終着点というものも考え出しているんです」と続けるが、「だからこそ今回この作品に参加する上で、本当に『これが松岡充の代表作』と言えなければ、僕の人生にあまり意味がない。なので、すごく気合いが入っております」と並々ならぬ想いで主演作に臨むことを伝えた。



 松岡がボーカルを務めるバンド・SOPHIAは、今年結成30周年、来年はデビュー30周年を迎える。そんな重要な時期だったことから、当初はオファーを断ろうと考えていたという。しかし「僕はボーカリストなので、ミュージカルの話はよくいただくんですが、歌唱のない舞台はそこまで多くないんです。なので、なぜ今回この作品に選んでいただいたのかという理由を聞いてみたかった」と言い、 秦氏らと直接対面する機会を設けてもらったそう。

 その際、「9年越しに復活したバンドの象徴となる楽曲『あなたが毎日直面している 世界の憂鬱』を秦先生が聞いてくださって、この作品でもまったく同じことを伝えているんだと。かつ、その楽曲を創り、歌っている松岡充が俳優としてここに立ってくれたらうれしいと言っていただけた」そうで、結果「先生のその一言で、SOPHIAも、松岡充の世界観も肯定していただけたと感じたので、あとはその期待に俳優として応えるだけだった」とオファーを快諾した当時を振り返った。そして、「あなたが毎日直面している 世界の憂鬱」(TOY'S FACTORY)は、本作のテーマソングにも選ばれている。

 本作は、秦氏が2023年に発表した小説「Change the World」を原作に、秦氏自ら脚本を書き下ろし、舞台化する社会派ミステリ。佐藤浩市、西島秀俊などが出演した『サイレント・トーキョー』のタイトルで映画化された秦氏の小説「And so this is Xmas」の続編で、作中では「And so this is Xmas」で描かれた世界から2年後の東京が描かれる。渋谷で起きた爆弾テロ事件から2年後、錦糸町で新たな事件が起こり、渋谷テロ事件解決の立役者となった刑事の世田志乃夫(松岡)は、その事件を追うことになる。

 松岡は「これまでに刑事役はやったことがありますが、僕自身、ドラマなどで見たことのある刑事像を演じていたんじゃないかなと。今回は、リアリティーを持った、フィクションで描かれる刑事の概念を崩す刑事でありたい」と言葉に力を込め、けいこ開始から数日たった今、「そこを模索する楽しみがあります」と充実した表情を浮かべた。

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