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井上尚弥&拓真、兄弟そろって1Rでダウンに父・真吾トレーナーがボヤく 尚弥がダウンシーンは切り取りNGのお願い「仕方もダサいし…」

ORICON NEWS / 2024年5月7日 16時9分

一夜明け会見に出席した(左から)井上真吾、井上拓真、井上尚弥(C)ORICON NewS inc.

 6日に東京ドームで行われたボクシング・世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチで挑戦者のルイス・ネリに6回1分22秒TKO勝ちを収め、防衛に成功した王者・井上尚弥が7日、横浜市内にある大橋ジムで一夜明け会見を行った。

【写真】晴れ晴れとした表情!一夜明け会見を行った井上尚弥

 一夜明け会見は、同じく大橋ジムでWBO世界バンタム級となった武居由樹、WBAバンタム級王者を防衛した井上拓真も参加。尚弥は、1ラウンド目のダウンについて、イメージトレーニングをして万全を期していたことが奏功したそう。「しっかりと8カウントまで膝をついて休む。やっぱり、そこの数秒が大事だと思う。本当にそういうシーンが訪れたら、というのを日頃から考えるようにしている。それがとっさに。ダウンして、すぐに立つと足のフラつきとかも出てしまう」と初のダウンも極めて冷静にいられたことを明かした。



 また、拓真も1ラウンドでダウンを喫していた。“兄弟で1Rダウン”について尚弥は「なかなかないですよね。(拓真のダウンは)『何やってんだよ』ってバンテージ巻きながら見ていた」と苦笑いで、父・真吾トレーナーは「俺なんて大変だよ(笑)。(兄弟で1ラウンドでダウンして)ウソでしょ?みたいな。びっくりよ」とボヤく。拓真は「尚の初ダウンは自分も心臓が止まっちゃうんじゃないかってぐらい焦っちゃいました。お兄ちゃんのダウンは見たくない」と親子&兄弟でダウンへの思いを語り合った。

 また、尚弥からはお願いも。「ダウンシーンを切り取ってツイッターに上げるのやめてほしい」とぽつり。「開く度に、そのシーンが流れてくるので、勘弁してくれ、と…。ダウンの仕方もダサいし…」と、こちらもボヤキが止まらなかった。

 1ラウンド、尚弥はネリの左フックにまさかのダウンを喫した。会場中からどよめきが上がり、尚弥も気持ちを保ちながら起き上がり、その後は防戦しながらも1ラウンドを乗り切った。迎えた2ラウンド、東京ドームから「尚弥!」コールが送られる中、尚弥は見事にダウンを奪い返し、尚弥も思わずガッツポーズを作り、会場からも大きな歓声が上がった。尚弥は冷静にボディを放ちながら、優位に進めていった。

 3ラウンド、尚弥はリズムよくパンチを放っていき、ネリの攻撃もかわしていく。緊迫した状態が続く中で迎えた4ラウンド。ガードを下げ、フェイントをかけて攻撃を繰り出すなど、魅せる場面も作りつつ、ボディも決めた。5ラウンドも引き続き、緊張感あるシーンが続くが、尚弥のパンチがネリを捉え始める。尚弥の左がさく裂し、ネリが2度目のダウン。KO勝利への期待がかかる中での6ラウンド、尚弥は攻撃の手を緩めず、見事なダウンを奪い、ネリは立ち上がれなかった。

 東京ドームでのボクシング興行は、1990年に行われたマイク・タイソン以来34年ぶりで、尚弥は日本人として初のメインイベントを務めた。

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