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【日本映画批評家大賞】新垣結衣、映画賞で人生初の“助演女優賞”「なんだかとてもうれしいです」

ORICON NEWS / 2024年5月22日 19時46分

映画で初の助演女優賞を受賞した新垣結衣(C)ORICON NewS inc.

 俳優の新垣結衣(35)が22日、都内で行われた『第33回日本映画批評家大賞』授賞式に登壇した。新垣は映画『正欲』で助演女優賞を受賞。映画賞での“助演女優賞”は「人生初」とし、「この作品は私にとって大事なことをたくさん教えてくれた作品。こういった作品ですばらしい賞をいただけるのはうれしいです」と喜びを噛み締めた。

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 映画『月』で助演男優賞を受賞し、『正欲』で共演した俳優・磯村勇斗から花束を受け取った新垣は「人生の糧になるようなすばらしい時間を過ごさせていただきました。こういったご縁に恵まれるように自分なりに頑張っていきたいと思います」と気持ちを新たにした。



 朝井リョウによる同名小説の映画化。家庭環境、性的指向、容姿…さまざまに異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマをあぶり出していく衝撃的なストーリー。新垣は広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月を演じている。

 世の中の“普通”に葛藤を抱く役どころに挑戦し、審査員からは「今回、新垣結衣さんってこんな表情をする方だったんだ、と新しい発見があった。ご自身のなにかを超えるものがこの役にはあったのではないか。はかりしれない演技力でこのさきのお芝居への期待につながりました」と評された。

 新垣は「今回演じた役はとにかく想像するしかない役。自分から見えているものがすべてではないと頭の中において、想像するのみでした。難しかったです」と試行錯誤があったことも明かしていた。

 同賞は、1991年に水野晴郎さん(故人)が発起人となり、淀川長治さん(故人)、小森和子さん(故人)といった当時第一線で活躍した映画批評家たちによって設立された、映画人が映画人に贈られる。2023年に公開した映画を対象としている。

■『第33回日本映画批評家大賞』結果

作品賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)

監督賞:荻上直子監督『波紋』

主演男優賞:東出昌大『Winny』

主演女優賞:筒井真理子『波紋』

助演男優賞:磯村勇斗『月』

助演女優賞:新垣結衣『正欲』

ドキュメンタリー賞: 『ライフ・イズ・クライミング!』(中原想吉監督)

アニメーション作品賞:映画『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介監督)

新人監督賞:金子由里奈監督『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』

工藤将亮監督『遠いところ』

新人男優賞(南俊子賞):アフロ『さよなら ほやマン』

黒崎煌代『さよなら ほやマン』

新人女優賞(小森和子賞):花瀬琴音『遠いところ』

脚本賞:上田誠『リバー、流れないでよ』

編集賞(浦岡敬一賞):今井大介『#マンホール』

撮影賞:芦澤明子『スイート・マイホーム』

松永文庫賞(特別賞):八丁座

ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):木野花『バカ塗りの娘』

ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):小林薫『バカ塗りの娘』

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