ITZY 日本4公演で4.5万人熱狂 バンドを率いた圧巻ステージ イェジ誕生日祝福も
ORICON NEWS / 2024年5月23日 12時54分
JYPエンターテインメント所属のガールズグループ・ITZY(イッチ)が22日、大阪城ホールでワールドツアーの日本公演『ITZY 2ND WORLD TOUR <BORN TO BE>』ファイナルを迎えた。バンドを率いた迫力満点のステージを繰り広げ、4公演で計4万5000人のファンを熱狂させた。
【ライブ写真】抜群のスタイルと圧巻パフォーマンスで魅了したITZY
TWICEの後輩でNiziUの先輩にあたるITZYは、2月の韓国公演を皮切りに約半年をかけ、世界28都市を回る自身最大級のワールドツアーを開催中。その日本公演として、17・18・19日に東京・国立代々木競技場第一体育館3daysを行い、22日に大阪城ホールでファイナルを迎えた。
オープニングは迫力あるバンドサウンドとともに火花が上がり、韓国アルバムの最新曲「BORN TO BE」からスタート。ITZYのパフォーマンススキルが全面に押し出された楽曲で、大勢のダンサーと共に圧倒的な群舞を見せつけた。
リーダーのイェジは「MIDZY(ミッチ=ファンの総称)のみなさん、本当に会いたかったです!『ITZY 2ND WORLD TOUR <BORN TO BE> in JAPAN』へようこそ!!」と呼びかけ、メンバーそれぞれがあいさつ。リュジンは「前回のコンサートに来てくれたMIDZYは?」「初めて来てくれたMIDZYは?」とファンに問いかけ、コール&レスポンスを楽しんだ。
代表曲「WANNABE」ではイントロでメンバーそれぞれがソロダンスを披露。“肩ダンス”やダンスブレイクでも会場が揺れるほどの盛り上がりとなる。
次のセクションでは、韓国アルバム『BORN TO BE』収録されている、初のメンバーソロ楽曲を披露していった。
チェリョンは「Mine」で大人の魅力を最大限に引き出したパフォーマンスを披露。鏡合わせの振り付けで魅了する。リュジンはロックテイストが印象的な「Run Away」を歌唱。ダンスパフォーマンスに定評のあるリュジンだが、感情のままに歌う姿でボーカリストとしての新しい魅力を見せた。
ユナは末っ子らしいかわいさがあふれたポップサウンドの「Yet, but」をパフォーマンス。サビのキャッチーな振付と表現力の豊かさでユナワールドに引き込んだ。
ソロステージの最後はイェジの「Crown On My Head」。ITZYのシグネチャーポーズである王冠が何度も出てくる振付で、圧巻のパワーと歌唱力が際立つステージとなった。
ライブ中盤には日本オリジナル楽曲も披露した。昨年10月にリリースされたJAPAN 1stアルバム『RINGO』からタイトル曲「RINGO」をパフォーマンス。バンドアレンジされたラテン調のアップテンポのダンスミュージックにファンのボルテージは最高潮となった。
さらに、今月15日にリリースしたばかりのJAPAN 3rdシングル「Algorhythm」を初パフォーマンス。いつもの強くてクールなITZYから一転、明るい曲調でポップな面を見せる楽曲で、MVでも話題となったダンスブレイクも大盛り上がりとなった。
終盤には、韓国アルバムのタイトル曲を披露。「LOCO」ではメンバーが円形の乗り物に乗った演出で沸かせ、「Not Shy」の前にはライブダンサーとバンドメンバーのフォーカスシーンも。「SNEAKERS」では観客と一緒に歌う場面もあった。
アンコールでは日本最新シングル収録曲「No Biggie」と、日本1stシングル収録曲で根強い人気のある「Spice」の2曲を披露し、最後のあいさつへ。
ユナは「日本のMIDZYたちがこの会場をいっぱいに埋め尽くしてくれました。だから心からありがとうという気持ちを伝えたいです」「今日はほんまにほんまにありがとう!大好きよ大好き〜」と関西弁を交えながら何度も感謝の気持ちを伝えた。
チェリョンは「今日は私たちと一緒に楽しい時間を過ごしてくれて本当にありがとうございます!MIDZYと私たちとのこの楽しい時間は宝物です」「だからずっとそばにいてくださいね!」とファンに呼びかけ。
リュジンは「こんなに大切なMIDZYと、そしていたずらっ子なMIDZYと今日過ごせて本当に楽しかったです!」「本当に今日ありがとうございました!」とメッセージ。
イェジは「今日もMIDZYたちの顔を見ながら、皆さんが幸せであることが私も感じられました」「こんなに大きなホールでステージができることをとても幸せに思います」「私たちの夢になってくれてありがとうございます!」と感激していた。
そして、5月26日に24歳の誕生日を迎えるイェジのサプライズバースデーを実施。ステージに大きなケーキが運ばれてくると、イェジは「本当にびっくりしましたー!予想してなかったんですけれど、大阪の最後のコンサートでお祝いしていただき光栄です」と大喜び。ユナの合図で「誕生日おめでとうー!!!」と会場が一体となって祝福した。
ラストはデビュー曲「DALLA DALLA」。ステージの隅々まで歩き、最後までファンとの時間を楽しむと、再会を誓って日本公演に幕を下ろした。
撮影:田中聖太郎写真事務所(田中聖太郎、河村美貴、ヨシモリユウナ)
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