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韓国俳優イ・ジフン、映画『アンダー・ユア・ベッド』日本公開に喜び 高良健吾・松本潤・オダギリジョーと「共演したい」

ORICON NEWS / 2024年6月1日 10時20分

映画『アンダー・ユア・ベッド』公開初日舞台あいさつに登壇したイ・ジフン

 『呪怨』『殺人鬼を飼う女』など数々の名作を世に送り出してきた大石圭氏の角川ホラー文庫処女作を韓国で再映画化した『アンダー・ユア・ベッド』(R18+)が5月31日より劇場公開。同日、東京・シネマート新宿にて公開初日舞台あいさつが行われ、主演を務めた韓国俳優イ・ジフン、本作が韓国デビュー作となるSABU監督、プロデューサー兼通訳を務めるイ・ウンギョンが登壇した。

【画像】SABU監督に抱きつくイ・ジフン

 同原作は、長年忘れられない女性と偶然の再会を果たしたことから、再び彼女の魅力にひかれ、24時間監視する男ジフンを中心に描かれる、暴力性と愛の本質について問いかけた、歪んだラブストーリー。2019年に高良健吾主演で実写化されており、高良が異常なストーカー役を怪演して注目を集めた。



 『蟹工船』(2009年)、『うさぎドロップ』(11年)、『砕け散るところを見せてあげる』(20年)など手がけてたSABU監督により韓国で再映画化された本作では、孤独な人生を送る男・ジフン役に、『新米史官ク・ヘリョン』や『青い海の伝説』などさまざまなジャンルのドラマや映画で活躍中のイ・ジフン。ジフンが長い間一途に思い続ける女性・イェウン役に新人のイ・ユヌを抜てき。夫から激しいDVを受ける難役を体当たりで演じた。さらに暴力を振るうイェウンの夫役を舞台や映画を中心に活躍するシン・スハンが演じている。

 日本で初めての舞台あいさつに臨んだイ・ジフンは、緊張のあまり強張った様子だったが、温かい大きな拍手とファンの黄色い歓声に迎えられ、客席を見渡して「初めまして、私はイ・ジフンです」と日本語であいさつ。続けて、「すごく緊張もしているんですがうれしいです。ありがとうございます」と微笑んだ。

 日本で公開を迎えた気持ちを聞かれると、イ・ジフンは「映画館の前のポスターを見たときに夢のような気持ちでした。自分が芝居をしてテレビに出ているのはよく見ていますが、異国の日本で自分の顔のポスターがあって、それを見てお客さんが見に来てくれたのがうれしい」と喜びの想いを語った。韓国では昨年公開されているが、SABU監督は「まさか日本で公開されることはないと思っていたのでびっくりしています」と、改めて日本公開への想いを語った。

 日本人監督の作品に出演するのもの初めてだったイ・ジフンは、SABU監督の印象を聞かれ「I LOVE YOU」とニッコリ。「お父さんのように思っています。とても温かい方なんですよ。現場では監督が自分を信じてくれたので自分も監督を信じて取り組みました」と語った。

 また、共演してみたい日本の俳優として、日本版『アンダー・ユア・ベッド』で主演を務めた高良、小さい頃から好きだったという『ごくせん』の松本潤、そして、昔からファンだったというオダギリジョーの名前を挙げた。「『ごくせん』は日本でも有名ですか?」と、ドラマのせりふを真似しながら会場の笑いを誘う一幕もあった。

 最後にSABU監督は「決して孤独じゃない、どこかで誰かが聞いてくれている。『助けて』と言える優しい世の中になればいいなという思いを込めて作った作品です」とアピール。

 イ・ジフンも「私も『一人じゃない』というメッセージにエネルギーを受けた」と述べ、「今日は会場の一人一人の顔を見たいと思って参加しました。ぜひこの作品を宣伝してください」と、締めくくっていた。

 舞台あいさつ終了後には、イ・ジフンとSABU監督による、サイン会も実施。イ・ジフンは観客一人ひとりに日本語で感謝を伝えていた。

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