ヒロシ、子どもの頃から得意なものがある強み “自由とキャンプ”への情熱を語る 新番組『ヒロシの心霊キャンプ』がスタート
ORICON NEWS / 2024年10月10日 7時30分
ソロキャンプの達人であり、キャンプブームの先駆け的存在として注目されているヒロシ。彼が冠を務める大人気キャンプ番組は、ロングシリーズとしてファンに愛され続け、2015年に始めたYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」は、登録者数111万人を超える人気を誇る(10月8日現在)。そんなヒロシが主演を務め、自らの名前を冠した連続ドラマ『ヒロシの心霊キャンプ』が、BS日テレで今夜(10日)午後10時から放送される(毎週木曜 後10:00、毎週2話ずつ放送)。
【動画】ドラマ『ヒロシの心霊キャンプ』予告編
芸人、俳優、ラジオ、執筆活動など幅広く活躍する中で、働き方や生き方に関する等身大の発言でも注目されているヒロシに話を聞いた。
――コロナ禍に端を発した空前のキャンプブームは、今は落ち着いたと言われていますが…。
【ヒロシ】「ソロキャンプ」がバズった時期が異常だったんですよね。一度盛り上がった後、必ず落ち目にする風潮があるのでしょうがないですが、以前からやっている人はそのまま続けているし、ブームで始めて楽しさを知った人は定着し、一時的に興味を持っただけの人はやめていく、ということだと思います。
――ヒロシさんにとって、キャンプの一番好きな部分は何ですか?
【ヒロシ】子どもの頃、父がキャンプに連れて行ってくれたんです。といっても、熊本県の田舎育ちだったので、家のすぐ裏山に行くだけでしたけどね。小学生の時、学校の行事でキャンプに行ったとき、テントを張るのも火を起こすのも、全員ができるわけじゃなくて、目立つ子が優先されていました。僕はというと、ただ見ているだけ。みんなが火起こしで苦戦しているのを見て、「僕ならすぐできるのに」と舌打ちしていたくらいです。それぐらい、子どもの頃から得意だったんですね。
芸人としてやっと売れたものの、多忙さや人間関係がつらくなってテレビ出演を断るようになった時、再び始めたのがキャンプでした。最初は複数人で行くものだと思っていましたが、ある時一人で行ってみたら、これがハマったんです。自分で火を起こし、食事を作り、好きなタイミングで寝る――なんて自由なんだ、と。キャンプにはいろいろな楽しみ方がありますが、僕が一番魅力を感じるのは、好きなようにできる自由さと開放感ですね。
――「ヒロシです……」というフレーズで始まる自虐ネタでブレイクし、その後、テレビ出演をセーブしていた時期を経て、趣味のキャンプをきっかけに再浮上。52歳になられましたが、今後の展望についてはどう考えていますか?
【ヒロシ】正直、どっちに転んでもいいかなと思っています。52歳なので、仕事がなくなったらそのまま、あとは死を迎えるだけ。今は、好きなことをして生きていくというスタンスです。仕事が順調ならそれはそれでいいし。ただ、20代、30代、40代と生きてきて、年齢とともに欲が削がれてきた感じはしますね。昔は本気で女優と結婚してやるぞと思っていたくらいですから。
――えっ!? そうだったんですか?
【ヒロシ】何のために芸人になったと思っているんですか(笑)。今も完全にはあきらめていませんけどね(笑)。ただ、50代になって気力も体力もついていかなくなってきているように思います。朝起きた瞬間からだるさを感じることが多くなりました。
――実年齢より若く見えますが、どこか達観されているようにも感じます。
【ヒロシ】子どもの頃から芸人に憧れて、お金を稼いでちやほやされたいと思っていましたし、「一発屋」と言われるのを見返そうと頑張ったこともありました。でも今は、自分のやりたいことを自由にやりたいという気持ちが強くなっています。特にソロキャンプを始めてから、その思いが強まりました。ただのわがままかもしれないけど、人生は一度きりですからね。自分が楽しめること、自分が興味を持てる仕事をしたいですし、そうした仕事はまだまだいろいろあります。その中でも、キャンプはずっと続けると思います。
――幼い頃から得意なことを持っているというのは、大きな強みだと感じました。最後に、『ヒロシの心霊キャンプ』の見どころと、メッセージをお願いします。
【ヒロシ】キャンプの仕事のオファーはこれまでも多くありましたが、僕の好きな怪談とキャンプを合わせた仕事のオファーは初めてです。僕が知る限り、キャンプと山の怪談、料理を融合した番組は今までなかったので、どんな風になるのかとワクワクしました。世の中の人も、きっとワクワクしてくれるんじゃないかなと思います。怪談好きの方もキャンプ好きの方も楽しめる“一度で二度おいしいドラマ”になっていますので、ぜひご覧ください。
■『ヒロシの心霊キャンプ』
山奥にあるごく普通のキャンプ場で「心霊キャンプ」なる集会を主宰する男・ヒロシ。そんな彼のもとには日々、山の中で奇妙な恐怖体験をした人々が集まってくる。ある者は恐怖の体験談を語るため、ある者は恐怖を浄化するため、そしてある者は恐怖を伝染させるために…。
本格的なホラードラマ仕立てで紹介される恐怖体験は、すべて実話ベース。カメラマン/作家の田中康弘氏が全国各地を訪ね、マタギや猟師、山で働き暮らす人々から実話として聞いた【山の奇妙で不思議な出来事】を収録した『山怪 山人が語る不思議な話』シリーズ(山と溪谷社)を原案としている。さらに、野外料理研究家として活躍するベアーズ島田キャンプがシェフ役で出演し、お口直しの絶品キャンプ飯をヒロシ&語り手たちに振る舞う飯テロ要素も見どころ。
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