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5Gスマホ利用者、全体の8割に ~携帯キャリア、キャリア格安ブランド利用実態第1弾

ORICON NEWS / 2025年1月17日 15時0分

「5G対応機種利用状況」※「携帯キャリア/キャリア格安ブランド」 利用実態データ(オリコン顧客満足度調査)

 スマートフォンの新規割引に関するガイドラインの改正が昨年末12月26日に施行され、今後の購入動向に注目のケータイ業界。顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、「2024年 携帯キャリアサービスランキング」、「同キャリア格安ブランドランキング」と併せ、その利用実態についての調査結果も発表している。

「契約中のスマホ料金プラン」、「5G料金プラン契約状況」※オリコン顧客満足度調査

 調査は、「2024年 携帯キャリア/キャリア格安ブランドランキング」の調査対象者10,367名(携帯キャリア:8,464名/キャリア格安ブランド:1,903名)に対し実施。5Gスマホの利用状況や契約状況、他社への乗り換え意向などについて回答を得ている。



■ 5Gスマホ端末、「携帯キャリア」、「キャリア格安ブランド」約8割が利用

 「5G対応機種端末(5Gスマホ)の利用状況」については、「携帯キャリア」利用者では83.7%、「キャリア格安ブランド」利用者では76.1%が「5G対応機種端末(5Gスマホ)を利用している」と回答。いずれも約80%前後が利用しているとの結果となった。

■「携帯キャリア」49.1%が無制限プラン利用、5G料金プラン利用は72.6%に

 「携帯キャリア」利用者の「契約中の料金プラン」では、「データ使い放題(無制限)ではない」が43.5%で最多となり、「データ使い放題(無制限)だが毎月3GB以上20GB以下で利用している」が25.2%、「データ使い放題(無制限)で毎月20GB以上利用している」が23.9%と続いたが、一部制限を設けてはいるものの、「データ使い放題(無制限)プラン」の利用者は合計で49.1%と約半数が無制限プランを利用していることがわかった。

 また、「携帯キャリア」の5G対応機種端末利用者には「5G料金プラン契約状況」、「5G利用状況」についても聴取。結果は、利用者の72.6%が「5G料金プランを契約しており、自動で5Gを利用している(5Gオートまたは5Gオン)」と最も多い回答となった。次いで「わからない」が12.3%、「5G料金プランは契約していない」が9.6%、「5G料金プランを契約しており、手動で5Gに切り替えている(基本は4Gを利用している)」が5.5%となっている。

■5G利用者の75.3%、利用中の回線のデータ通信がつながりやすいと回答

 「利用している回線のデータ通信のつながりやすさ」について、「携帯キャリア」5G対応機種端末利用者に聴取したところ、「5G料金プランを契約しており、自動で5Gを利用している(5Gオートまたは5Gオン)」との回答者の75.3%が「つながりやすい」と感じていることが判明。また「5G料金プランは契約していない」人では69.6%、「5G料金プランを契約しており、手動で5Gに切り替えている(基本は4Gを利用している)」人では66.3%が「つながりやすい」と感じていることがわかった。

■乗り換えを検討、携帯キャリア利用者で16.6%、キャリア格安ブランド利用者で20.2%

 「携帯キャリア」、「キャリア格安ブランド」の各利用者に別会社への乗り換えを検討しているかどうかを聞いてみたところ、「かなり検討している」、「やや検討している」と合わせ、「携帯キャリア」利用者の16.6%、「キャリア格安ブランド」利用者の20.2%が乗り換えを検討していることがわかった。

 なお「携帯キャリア」利用者の「契約中のプラン別」では、無制限プランで毎月20GB以上利用している利用者の25.5%が乗り換えを検討していると回答しており、最も高い状況であることがわかった。

■乗り換え検討理由、携帯キャリア利用者は「毎月のデータ料金が高いから」、キャリア格安ブランド利用者は「通信品質が不安定だから」が最多

 「乗り換えを検討している理由」については、「携帯キャリア」利用者では「毎月のデータ料金が高いから」が47.4%で最も多く、次いで「通信(データ)品質が不安定だから」が18.0%と続いた。

 一方、「キャリア格安ブランド」利用者では、「通信(データ)品質が不安定だから」が27.3%で最も多く、次いで「毎月のデータ料金が高いから」が25.3%という結果となった。

■ 「携帯キャリア」利用者の乗り換え理由、全世代で「料金の高さ」が最多、Z、Y世代は「ギガ容量不足」も上位に

 続いて、「携帯キャリア」利用者の「乗り換え検討理由」を各世代別で集計したところ、各世代いずれも「毎月のデータ料金が高いから」が最も多く、次に「通信(データ)品質が不安定だから」が続いた。

 また、この2点に続く3つ目の理由として、Z世代(11~28歳)とY世代(29~44歳)では「毎月のギガ容量が足りないから」、X世代(45~59歳)とX世代以上(60歳以上)では「乗り換え特典・キャンペーンがお得に感じるから」が続き、Z世代とY世代はギガ容量不足に感じている割合が、X世代、X世代以上に高いことがわかった。

■「キャリア格安ブランド」利用者の乗り換え検討理由、世代が上がるほど月額料金を重視

 「キャリア格安ブランド」利用者の世代別「乗り換え検討理由」では、Z世代、Y世代、X世代の4世代中3世代が「通信(データ)品質が不安定だから」を最も多く選んだ一方、X世代以上は「毎月のデータ料金が高いから」が最多となった。

 また「乗り換え検討理由」の「毎月のデータ料金が高いから」については、世代が上がるほどに割合が高く、毎月の料金に対してシビアであることが伺える結果となっている。

 なお最新の「2024年 携帯キャリアランキング」では、【楽天モバイル】が2年連続3度目、「2024年 キャリア格安ブランドランキング」では、【LINEMO】が3年連続の総合1位を獲得している。

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