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松坂桃李、役所広司の言葉に感銘を受ける 役所は「先輩を立ててくれてありがとう(笑)」

ORICON NEWS / 2025年1月24日 13時9分

役所広司(右)の言葉に感銘を受けた松坂桃李(左)(C)ORICON NewS inc.

 俳優の松坂桃李、役所広司が24日、都内で行われた映画『雪の花 ―ともに在りて―』公開記念舞台あいさつに登壇した。

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 同映画は、吉村昭氏の小説『雪の花』(新潮文庫)が原作。江戸時代末期、死病と恐れられた疱瘡(ほうそう=天然痘)から人々を救うため、命がけで京都から痘苗(ワクチン)を持ち帰り、種痘(予防接種)を普及させた福井の漢方医・笠原良策(松坂)の数々の苦難を描く。役所は良策が師と仰ぐ京都の蘭方医・日野鼎哉を演じる。

 今作が5度目の共演となる役所と松坂。役所は、松坂を「誠実で志に向かって諦めない男である良策が、松坂さんにぴったりだと思います。まあ、普段の松坂くんはいい人かどうか知りませんけど…」と笑いを誘うも、「この良策はものすごく合ってるし、松坂くんしか思い浮かばない役だったと思います」と話した。



 この言葉に松坂は、「きょうはゆっくり寝れそうです」と笑顔がこぼれた。

 そんな役所の言葉に対し、松坂は「役所さん演じる鼎哉先生のセリフ『名を求めず、利を求めず』が、役に留まらず、僕自身が言われているような気がして、すごく刺さりました。この仕事をしていて、この感覚っていままで味わったことなかったんですけど、役所さんの目を見てその言葉を聞いた時、ぐさっと刺さったんですよね」と感銘を受けたことを明かした。

 この言葉に役所は、「先輩を立てて、褒めてくれてありがたいですよ(笑)」と冗談を言うと、会場は笑いに包ませた。

 舞台あいさつには、俳優の芳根京子、小泉堯史監督も登壇した。

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