元フジ笠井信輔アナ、社員説明会の”映像収録”を上層部が却下したと内情明かす 他局では映像で報じられ「衝撃を受けました」

笠井信輔 （C）ORICON NewS inc.

　元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの笠井信輔アナが24日、自身のインスタグラムを更新。中居正広氏の女性トラブルにフジテレビの局員の関与を指摘する一連の報道を受け、きのう23日に行われた古巣・フジの社内説明会についてつづった。

【全文】元フジ笠井信輔アナ、古巣の内情明かす

　笠井アナは「昨日、フジテレビにおいて社員対話集会が行われました　昨夜、4時間半にわたって、社員の質問が遮られることなく続けられたことに安堵しました」と書き出すと、「一体どんなことが話し合いが行われたのか？その中身を、閉鎖的であると批判されているフジテレビが報道しないわけがないと思って今朝『めざまし8』を見たら集会の映像はないけれど中身を詳しく放送していました」とフジの報道姿勢についてつづった。

　一方で、「ところが、テレビ朝日の『モーニングショー』を見ると普通に動画で社長と会長が動いて話しているのです！」として「衝撃を受けました」と正直な感想をつづった。　

　こうした状況に「それともに、『やっぱりそうか』でした」と語り、「フジテレビは今回、参加できない社員に対してオンラインで参加できるように限定公開をしたからです　テレビ朝日を見ていると、どうもその映像を撮影した社員がいてそれをテレビ朝日に提供したのでしょう」と明かした。

　そして「それを『内通者』として、責めることは絶対にできません！」と強調した上で、「なぜならば、企業の不祥事の社員説明会、トラブルが起きている住民説明会　私たちは取材において、何とか出席者に録音の提供、可能ならば動画の提供をお願いします　そして、『出席者提供』ということで、放送をするのです　そうすることによって隠されていた事実が、状況が明らかになったりする。それがこれまでの報道です　私たちのやり方です」

　そして「フジテレビ関係者に話を聞くと『社員集会にカメラを入れさせて欲しい、まずは記録だけでもいいから収録させて欲しい』と要望したそうですが、その要望も上層部は却下したようです」とも説明した。

　こうした古巣の状況に「このままで行くと今日、この後、社員集会の報道は
フジテレビだけ映像がなく他局は動画で報道され続けていきますフジテレビは閉鎖的と言う印象が拡大してしまいます」と懸念を示し、「現場判断で放送に踏み切った方が良いのではないでしょうか？本当に心配しています」と提言した。