北川景子主演ドラマ『花のれん』甲本雅裕、泉ピン子、渋谷凪咲、月亭方正、ミルクボーイら出演決定【コメントあり】
ORICON NEWS / 2025年2月3日 6時0分
俳優・北川景子主演の山崎豊子生誕100年記念テレビ朝日ドラマプレミアム『花のれん』(3月8日 後9:00)の共演者第2弾が発表された。甲本雅裕、泉ピン子、玉山鉄二、馬場園梓、渋谷凪咲、笹野高史、吹越満、金山一彦、月亭方正、ミルクボーイ、本多力らが決定した。
【扮装写真】吉本興業創業者がモデルのヒロインを演じる北川景子
本作は、山崎文学の金字塔であり、直木賞受賞作でもある『花のれん』を完全ドラマ化。原作は、吉本興業の創業者・吉本せいさんをモデルに、ショービジネスに人生を捧げた女性の生涯を情緒豊かに紡いだ傑作小説。明治~昭和という激動の時代、“女性プロデューサー”の先駆けとして大阪で旋風を巻き起こした稀代の興行師・河島多加(北川)の愛、家族、仕事を壮大なヒューマンドラマ。
甲本が演じるのは、寄席商いをはじめた多加の右腕・ガマ口(がまぐち)。もともと寄席に出る芸人“剣舞師”でしたが、多加夫婦が寄席を開くにあたって裏方にまわり、吉三郎亡き後は番頭となって生涯、多加を支える。甲本は映画『花のあと』(2010年)で北川と夫婦役を演じたことがあり、「俳優として魅力が増した北川さんと十数年のときを経て、こういう形で再会できたのはうれしい」と再共演を喜び、北川もまた「今回は夫婦役ではないですが、ともに人生を歩む役で、あの作品の続きのような不思議なご縁を感じました」と語っている。
ピン子は、多加を見込んで金を貸す“小銭貸し”石川きんを演じる。泉と北川は今回が3度目の共演でプライベートでも大の仲良し。北川は「ピン子さんはクランクイン前からアイデアをたくさん提案してくださって、すごい役者さんだなと改めて感じました。お芝居にも重みがあって、シリアスなシーンは真剣にぶつかり合うことができました」と感謝の思いを語った。
玉山もまた、映画やドラマで北川と共演経験があり、気心の知れた間柄。本作では、破天荒な言動で数々の伝説を残した人気落語家・春団治を演じる。“爆笑王”の異名を誇る春団治を演じるため噺の稽古を重ね、高座シーンの撮影では北川が本気で笑ってしまうほど巧みな話芸を披露した。
馬場園は、主人公・多加とその息子・久男に尽くす、お手伝いのお梅役、渋谷は、吉三郎の愛人・おしの役を熱演する。このほか、多加と駆け引きをくりひろげる一流寄席の席主を笹野、多加の父・孫一を吹越、多加の下で寄席小屋を采配する杉田を金山、金を取り立てにくる京都の織元・織京の主人を本多が演じている。
さらに、エンターテインメントの世界を描く本作では、人気芸人たちが明治~昭和初期の日本を盛り上げたレジェンド芸人役にふんして出現するのもみどころ。しゃべくり漫才の元祖といわれる伝説のコンビ、エンタツ・アチャコを演じるのは、『M-1グランプリ2019』王者・ミルクボーイ(内海崇・駒場孝)。「大先輩を演じさせていただくのは光栄!」と、気合十分で現場にやって来た2人、撮影の合間にはおなじみ“コーンフレークネタ”の北川景子バージョンをサプライズで披露し、「北川景子やないか!」のツッコミで北川を大爆笑させていた。
また、昨年、噺家生活15周年を迎えた方正が、多加の寄席に波乱をもたらす人気落語家・松鶴を演じる。
■甲本雅裕(ガマ口役)コメント
これまで『沈まぬ太陽』(2016年/WOWWOW)、『二つの祖国』(2019年/テレビ東京)、『華麗なる一族』(2021年/WOWWOW)という山崎豊子作品に出演させていただきましたが、先生は入念な取材の上で執筆されるので作品の説得力が素晴らしく、かつドラマとしてとても面白い。今回もまたそれを味わえるのがうれしかったです。
僕が演じるガマ口は、状況に応じて転がりながら生きる男。高座で芸を披露する剣舞師だったのに、ある日、伊藤英明さん演じる吉三郎さんに「お前、裏方やれ」と言われて、深く考えることなく従ったんだと思うんです。彼は転がった先で、自分のできることをただ一生懸命やり続けたのでしょう。
北川景子さんとは映画『花のあと』(2010年)で夫婦役を演じたので懐かしさも感じつつ、今回は違う立場なので新鮮な思いもありました。ますます女優として魅力が増した北川さんと十数年を経て、こういう形で再会できたのはうれしいこと。本作では『遺留捜査』で共演してきた上川(隆也)くんとも一緒ですが、彼との仕事は自然体で臨むことができるので、僕としてはありがたいの一言ですね。
このドラマは生きる勇気をもたらすドラマ。僕も演じながら元気をもらっているので、そういう気持ちを味わっていただけたらうれしいですね。今を生きるみなさんの胸に刺さる物語だと思います。
■泉ピン子(石川きん役)コメント
私が演じる“金貸し”のきんは原作や脚本に役どころがあまり深く描かれていないので、どう存在感を残すべきか、役者にとっては難しい役。でもだからこそ想像がふくらんで、彼女はどこに金を隠すかな、どこに置いておくかな…と、やりすぎかなと思うぐらい考えました。また、身に着けるものはすべて借金の“かた”として取ったもの、という設定にしたので、ある場面で着ている和服が、別のシーンでは部屋にかけてあるなど細かい部分まで考えています。ぜひ隅々まで作品を見てもらいたいですね。
(北川)景子ちゃんとの共演は5年ぶりですが、プライベートではしょっちゅうメッセージを送りあうぐらい仲がいいです。景子ちゃんにとって、私は親戚のおばさんみたいなものかな(笑)。彼女が出演している時代劇を見たら、歩き方や衣装、髪型など、気づいたことを伝えています。私が先輩方から教わってきたことを継承したいんですよね。彼女はとても素直なので、教え甲斐があります。
この『花のれん』は久々の超大型ドラマだと思います。ドラマ離れが叫ばれる昨今ですが、ひとりの女性のサクセスストーリーとして大変面白いので、ぜひ多くの方々に見ていただきたいですね。
■玉山鉄二(春団治役)コメント
山崎豊子先生の作品に出演できるだけでも大変光栄です。その上、生誕100年というメモリアルなタイミングは役者冥利に尽きます。私は初代・春団治師匠を演じさせていただきました。演じる中で、落語の難しさを大変痛感しました。粋な部分と、哀愁を大事にし、どこまでも気持ちいい男、それが春団治師匠です。撮影は北川景子さんとのシーンだけでしたが、素晴らしいキャストの方々がたくさん出ていらっしゃる中、先輩方ともお芝居したかった心残りもあります。プレッシャーある中、北川さんは強く立ち振る舞いながら凛としていて、多加さんそのものでとても頼もしかったです。山崎豊子先生の素晴らしい原作。より一層、強くて美しい北川景子。そして、落語で着物が汗でビチョビチョになり、酸欠になりかけた玉山鉄二。ぜひともお楽しみください。
■馬場園梓(お梅役)コメント
私は吉本興業所属の芸人なので、創業者・吉本せいさんがモデルとなった物語に出演させていただくのはとてもうれしかったですね。ゼロからどころか、マイナスの状態から女手ひとつで会社を立て直していくのは本当にスゴイ。その主人公を陰で支える重要な役割を演じさせていただけて感慨深いです。私が演じるお梅は久男くんを息子のように大切に思い、多加さんのことも慕い、家族の一員として支えていきます。今は信頼関係が希薄な時代ですが、血の繋がりがなくても人生をかけてこの一家を支えようという関係性が熱く、素敵な絆だなと思いました。現場では、北川さんが美しすぎてついつい凝視してしまい、ドライアイになってしまいました(笑)。北川さんは透明感があり、髪型や着物を少し変えるだけで、どんな年齢でも変幻自在に演じられるんです。しかし、私の現在の素材では20代を演じるのは無理…。なので、冒頭の21歳のシーンでは、メークさんにこっそりチークを借りました(笑)。この『花のれん』は一度きりの人生をどう生きるのか、自分は何に人生を打ち込むのか、改めて考えさせられる、生きるヒントとなる作品だと思います。
■渋谷凪咲(おしの役)コメント
今回、このような素敵な機会に参加させていただけることを、心よりうれしく思いました。私が演じるおしのは許されない立場だとは思いますが、芸者としてまだ一人前になる前の、あどけなさの残る少女と女性のちょうど間の時期に吉三郎さんと出逢ってしまったため、本気で恋をしてしまう、真っ直ぐでピュアな心を大切にしました。北川景子さんがとても気さくに話しかけて下さり、いつも旦那さまと一緒にバラエティーを見て笑って下さっているというお言葉をかけていただき、一気に緊張の糸がほぐれて心と頬がとろけました。私はこれを機に、『花のれん』を拝読させていただきました。当時の時代背景の中で、女性として商売人として母として生きていく覚悟と信念に感銘を受け、同時にいま学べたことに感謝しました。私と同世代の方々にも、この時代や作品から伝わるパワーを受け取っていただけたらうれしいです。
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