みやぞん、熱血教師役で映画初主演 監督直々のオファーに「詐欺」疑う 共演に大原櫻子ら

映画『星野先生は今日も走る』（2026年公開予定）で映画初主演を務めるみやぞん

　お笑いタレントのみやぞんが、映画『星野先生は今日も走る』（2026年公開予定）で映画初主演を務めることがわかった。産休代替教員として田舎の学校に赴任してきた自他共に認める“熱血教師”役を演じる。オファーを受け、「絶対間違いだからちゃんと会社とか調べて！」「詐欺だからちゃんと調べて！」と、にわかには信じがたかったようで、間違いでも詐欺でもないとわかった今は、3月中旬からの撮影に向けて「ドキドキワクワクしております！」とコメントしている。

【画像】共演の大原櫻子、監督の相馬雄太の写真

　同映画は、『僕のなかのブラウニー』（2025年）の相馬雄太監督による新作。
相馬監督が原案を、映画『明日の記憶』（06年）で日本アカデミー優秀脚本賞を受賞した三浦有為子が脚本化。令和を生きる子どもたちに我々大人は今どう向き合うべきなのか、これまで数々の子ども映画を制作してきた相馬監督が社会へ投げかける一作となる。

　みやぞんが演じる“熱血教師”星野裕一が、教育虐待、不登校、障がい、さまざまな悩みを抱える令和の子どもたちに全身全霊でぶつかっていく。星野は子どもたちと心を通わせることができるのか。物語は少しずつ形を変えていく。

　台本を受けってみやぞんは「いろんなドラマや映画観てますが今回の作品は今まででこのパターンは無い新感覚の映画です！なのでかなり今からドキドキワクワクしております！これからどうなるかわかりませんが皆様みやぞんの先生役お楽しみに！」とアピールしている。

　撮影は、3月中旬から4月。監督の出身地である千葉県船橋市や、みやぞんの出身地である東京都足立区で撮影予定。

　ほかに、大原櫻子（花浦詩織役）、井上正大（伊藤博一役）、小沢まゆ（宮本律江役）、柊吾（春風理央役）、三浦あかり（宮本カナ役）、山口暖人（伊藤瑛斗役）らが出演する。

■みやぞんのコメント（全文）

　最初にお話しをいただいて最初に感じたのは、絶対間違いだからちゃんと会社とか調べてマネージャー！でした（笑）
　その後、なんだか主演でと言うお話しで監督さん直々にオファーしていただいてるとのことで次に感じたのは詐欺だからちゃんと調べてマネージャー！でした（笑）
　でもそれくらいの驚きがありまして、今は台本もいただき本当にこの作品に関われる事にただただ感謝しております。
　あのーいろんなドラマや映画観てますが今回の作品は今まででこのパターンは無い新感覚の映画です！なのでかなり今からドキドキワクワクしております！
　これからどうなるかわかりませんが皆様みやぞんの先生役お楽しみに！

■大原櫻子のコメント（全文）

　タイトルを聞いた時、とてもポップで明るい世界観を想像していたのですが、台本を読んでみて現実的で最後はゾワっとしました。私が演じる花浦は先生同士や、生徒と親の板挟みになることが多く、どう行動すればいいのか、常に悩んでいる性格です。人間の弱さが垣間見れるシーンがたくさんあります。観ている方に共感していただけるよう、心情を繊細に演じたいと思います。

■相馬雄太監督のコメント（全文）

　ヤングケアラーや学習障害、学校内のジェンダー問題など、「子どもと社会問題」を題材に数々の映画を制作してきましたが、本作は今までの作品とは一線を画す内容となっています。主演のみやぞんさんをはじめ、大原櫻子さんや井上正大さん、小沢まゆさんなど豪華キャストに出演いただき、身が引き締まる思いです。
　個人的な制作コンセプトは「裏切り」です。良い意味で、多くの人を裏切ることができるよう、頑張りたいと思います。