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北野武監督、ベネチア国際映画祭の記憶失う ボートに頭をぶつけ「本当に覚えていない」 脳の検査受ける

ORICON NEWS / 2025年2月5日 17時2分

ベネチア国際映画祭で記憶を失ったことを明かした北野武 (C)ORICON NewS inc.

 北野武監督が5日、都内で行われた北野監督・脚本、ビートたけし主演、Amazon MGMスタジオ製作のAmazon Original映画『Broken Rage(読み:ブロークンレイジ)』(Amazonプライム会員向けの動画配信サービス「Prime Video」で2月14日から240以上の国や地域に配信)の配信記念記者会見に参加した。

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 本作は、昨年9月の「第81回ベネチア国際映画祭」(イタリア)で公式上映(アウト・オブ・コンペティション部門※特別招待作品)され、ワールドプレミアを飾った。

 ベネチア国際映画祭の思い出を問われると北野監督は「恥ずかしい話なんですけど、映画祭の島に行くためにボートに乗ったんですけど、ボートに頭をぶつけてしまいまして。帰ってきた時まで記憶がないんですよ」と告白した。「大森くん、浅野くんとかと一緒に立っているんですけど、帰ってきてその記憶がなくて。病院に行って脳波を調べたりなんかして『ぶつかったはぶつかったけど、だいぶ治ってます』と言われてほっとしている」と胸をなでおろし「恥ずかしい話、関係者に『ベネチアどうだった?』と聞いた。俺にはスタッフはヒドい意見は言わないので疑いましたけど『好評でした』と言われた。携帯で撮った映画終わったあとの、お客さんの反応も見せてもらってよかったのかな、と」とぶっちゃけ。「痛みはないんですけど。『衝撃を受けた形跡はあるけど治っています』と言われたけど治らない方が面白いな、と。いろんなことを言えて」と笑わせながらも「本当に覚えていないんですよ」と話していた。



 本作は、北野が監督・脚本・主演を務め、「暴力映画におけるお笑い」をテーマに制作。北野監督が映画の常識を覆そうとした意欲作だ。昨年、日本の配信映画として初めてベネチア国際映画祭に正式出品された。

 約60分の本作の前半では、警察に捕われた“凄腕”殺し屋・ねずみ(演:ビートたけし)が、釈放を条件に刑事・井上(演:浅野忠信)と福田(演:大森南朋)と手を組み、覆面捜査官として裏社会に潜入する骨太のクライムアクションを描き、後半は前半と同じ物語がセルフパロディという手法を使ってコメディタッチで描かれる。

 会見には、浅野忠信、大森南朋、白竜、國本鍾建も参加した。

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