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緒方恵美「当時の扱われ方は酷かった」 悔しかった過去を回顧

おたくま経済新聞 / 2022年11月1日 13時30分

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緒方恵美、なめんなと拳を握っていていた過去に「好き、が、世界を回す。」

 「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役をはじめ、「幽☆遊☆白書」の蔵馬役など、多くのキャラクターを演じている声優の緒方恵美さん。自身のTwitterで10月31日、昔はTV出演時の扱われ方が酷かったことを振り返り、「月日がたち、様相はだいぶ変わった」と投稿。注目を集めています。

 緒方さんはとある対談をしながら「声優のTV出演依頼が激増した2000年前後、TVに出るのが辛かった(今は大丈夫!)。それは今と違って……」と、話すうちにあることに気づいたと綴ります。

 「当時の我々の扱われ方は酷かった。でもそれより嫌だったのは、ファンのみんなを下に見る目線だった。なめんなこのやろう、と拳握ってた。いつも」と、当時のアニメファンに対して、番組制作スタッフの目線が冷たかったことを告白。

 「オタクに囲まれててどうですかとか、オタクって云々……そんな話を目の前で展開されるたびに、テーブル下でシンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた」「アニメファンは優しい人が多いのに。あなたたちよりずっと。そう思いながら、どうしたら繋げるのか、理解りあえるか……そればかり考えていた」と、悔しかった過去を回顧しました。

 現在では街中に流れる音楽もアニソンが普通に使用され、あらゆる人々が日常的にアニメとの接点を持つようになっています。

 「月日がたち、再びTV出演依頼が激増した昨今。様相はだいぶ変わった。それは番組制作スタッフさんや出演タレントのみなさんの中に、アニメが好き、好きだったという人が増えたから。ありがたいと思うと同時に、市民権を得たのだなあと、しみじみ」と、緒方さんも現在の状況に感慨深い様子。

 最後に「好き、が、世界を回す。これは確かなのだ」と熱いメッセージを送りました。この投稿には1万件のいいねが寄せられたほか、「胸が熱くなりました」と感激のコメントや「今、楽しく推し活が出来ています。ありがとうございます」など感謝の声が相次いでいます。

本日、某対談をしながら。
声優のTV出演依頼が激増した2000年前後、TVに出るのが辛かった(今は大丈夫!)。それは今と違って…と話すうちに気づいた。

当時の我々の扱われ方は酷かった。
でもそれより嫌だったのは、ファンのみんなを下に見る目線だった。
なめんなこのやろう、と拳握ってた。いつも。

— 緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata) October 31, 2022

オタクに囲まれててどうですかとか、オタクって云々…そんな話を目の前で展開されるたびに、テーブル下でシンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた。

アニメファンは優しい人が多いのに。
あなたたちよりずっと。

そう思いながら、どうしたら繋げるのか、理解りあえるか…そればかり考えていた。

— 緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata) October 31, 2022

月日がたち、再びTV出演依頼が激増した昨今。様相はだいぶ変わった。
それは番組制作スタッフさんや出演タレントのみなさんの中に、アニメが好き、好きだったという人が増えたから。

ありがたいと思うと同時に、市民権を得たのだなあと、しみじみ。。

好き、が、世界を回す。
これは確かなのだ。

— 緒方恵美@30周年補完計画、始動。 (@Megumi_Ogata) October 31, 2022

<参考・引用>
緒方恵美さん公式Twitter(@Megumi_Ogata)
※画像は緒方恵美さん公式Twitterのスクリーンショットです。

(Shima)

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